小4娘に性教育は遅すぎた…!私たち親がわが子のためにするべき《性教育》
保育士歴11年の私ですが、子どもの性教育についてはほとんど知識がなく、自分の娘に性の話をしたのは、娘が小学校4年生になってからでした。
わが子にどのように性のことを伝えたらいいのかわからず、後回しにし続けた結果です。そして実際「小4では遅かった」と感じたのです。
また、娘に性教育をしたときに感じたのは、『なんだ、難しく考える必要はなかった』ということでした。
これから私たち親が、子どもの性教育のためにどんなことをするべきなのか、私が娘への性教育を通して感じたことをお伝えします。
①まずは小さいうちから「プライベートゾーン」を知らせる
園でもこの言葉を子どもに伝えているところが増えてきています。
プライベートゾーンとは、水着で隠れる部分のことを言います(水着ゾーンとも言います)
プライベートゾーンは他の人に見せたり、触らせたりしてはいけない。ということを小さいうちから伝えていくことが、まず私たち親にできる性教育です。
これからプールに入る機会が増えるので、プライベートゾーンを伝えるいいタイミングかもしれませんね!
②子どもに伝える前に親が学ぶ
いきなり教えようとするから、躊躇してしまうんです。まずは書店などで子どものための性教育の本を手に取ってみましょう!
どのように教えたらいいのかや、柔らかい言葉での伝え方などが書いてあり、参考になります。ゆくゆくは一緒に読めるものを準備しておくといいと思います。
③「教える」というより「一緒に学ぶ」
「性教育」と聞くと「教えなければいけない」と思って身構えてしまいませんか?私はそうでした。だからどう伝えたらいいのかわからず、時間ばかりが過ぎてしまったんです。
でも実際私がしたことは、娘と一緒に性教育の本を読んだだけなんです。一緒に読み進めながら「へぇ~、そうなんだ!」と私も一緒に学んだり、女性のことに関しては言葉を添えながら本を読みました。
年齢が低ければ、性教育の絵本もたくさんあります。かわいいイラストのものを選ぶと、抵抗なく読みやすいですよ!
【小4では遅いと思った理由】
現代、性教育は早めに行うのがいいという意見があります。実際私の娘は9歳でしたが、その時点でもう”性”についての興味があり、学校でも少し教わっていました。
そのため、一緒に本を読んでいる間にもかなり突っ込んだ質問をされたりしました。
子どもが大きくなればなるほど、興味は強くなり、知りたいことや質問も的確なものになっていきます。
私自身が子どもの性教育に踏み切れなかった理由に「質問されたらなんと答えたらいいのかわからない」という不安がありました。
しかしそれは、性教育を後回しにすればするほど、その不安通りになってしまったんです。
「今言っても子どもがわからないだろう」
そう思っている方も多いと思います。しかし、わからなくても絵本を読んだり言葉で伝えてあげることで、のちに”性”の知識が付いた時「あぁ、お母さん(お父さん)が教えてくれたのは、こういうことだったんだ」と結びつけることができます。
私たちの子ども時代と、わが子の子ども時代は違います!いつでも自由に好きな映像が見られるこの時代には、間違った性の知識がつく危険性がとても高いのです。
子どもが自分を守れるように、性について正直に話せる親子関係を、小さいうちから築いていくことが大事になってくるのではないでしょうか?
そのためには、準備をしておくことが大事です。
どう伝えたらいいかわからないから…と私のように後まわしにせず、いざというときのために親である私たちが準備しておきましょう!
「赤ちゃんはどうやってできるの?」の質問は、何の前触れもなく突然やってきますよ!
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