天下一品を超えるドロドロなスープの豚骨ラーメンをお取り寄せしてみた
ご麺ください!お取り寄せラーメン愛好家のにゃいパパです。
ラーメンは好きだけど「外出は面倒」「行列に並びたくない」「おうちで手軽に食べたい」「遠くて行けない」「育児中で外食は無理」などのお悩みを持ったことはありませんか?そんな皆さまへお店で作った麺・スープそのままの味を自宅で楽しめる「お取り寄せラーメン」をご紹介しています。
今回はラーメン通販サイト『宅麺.com』より、レンゲが立つほどにドロドロなスープで話題の『麺屋豚セメント』の「豚セメントラーメン」お取り寄せしたのでご紹介します。
■『麺屋豚セメント』とは
京都府京都市左京区の一乗寺駅近くにある、レンゲが立つほどにドロドロで極濃なスープが話題の『極鶏』のセカンドブランドとしてオンラインショップ限定で展開されているラーメン専門店です。『極鶏』は「ラーメンWalker グランプリ2013」京都総合部門金賞受賞や「食べログ ラーメン WEST 百名店」に6年連続選出されるほどの実力を持つ超人気店です。
■開封・調理
中身は冷凍された麺(150g)、スープ、醤油ダレのラインナップ。スープが見慣れた豚骨スープより灰色っぽさがあり、その名のとおりセメント感があります。残念ながら、パッケージ写真のチャーシューとメンマは付いていません。(店舗の公式通販にて別売りでは購入可能です)
原材料はこちら。
栄養成分表示はこちら。
付属の説明書に沿ってスープを湯せんし、麺をお湯でゆでれば約20分ほどで完成。超濃厚がゆえか、スープの湯せんが20分とお取り寄せ冷凍ラーメンの中でも最長レベルです。今回、麺のゆで時間は4分、追加で輪切りネギをトッピングしました。市販のチャーシュー・メンマも追加するか迷いましたが、味が変わるのが怖いので我慢しました。
こちらが醤油ダレ。醤油の中でも刺身醤油を彷彿とさせる、かなり濃口な印象の香りがします。
こちらが完成品。スープの後に麺を入れる順序なのですが、麺がスープに沈まず上に鎮座しています。この時点で既にスープが圧倒的にドロドロであることを思い知らされます。豚骨臭は全くなく、厚みのある豚と醤油の香りがしてきます。明記はなかったので公式的には不明ですが、個人判断でスープと醤油は麺を入れる前に少し混ぜておきました。
では味のほうはどうなんだいってことで…いざ、実食!
■実食
スープ【あっさり☆☆☆☆★こってり】
レンゲに自然に流れてこないほどドロドロなのに、重さがないという衝撃マジック!
ひとまずドロドロ加減がテキストでは伝わらないので、動画をご覧ください。
お分かりいただけただろうか。一般的なラーメンはもちろん、ドロドロで有名な『天下一品』のスープでさえレンゲを沈めると自然とスープが流れ込んできますが、こちらからすくいにいかないと捉えることができないほどに極粘度です。いざ、飲むというより食べてみるとなめらかでトロッとした口当たり。例えるならグラタン、カスタードクリーム、家庭の二日目のカレーに近い感覚です。
肝心な味わいはというと…衝撃的にうまい。超マイルドで極濃な豚の旨味をダイレクトに感じつつ、醤油のキレと風味が調和したバランス感の美味さ。例えるなら豚バラチャーシューを彷彿とさせるスープというより肉を食べているかのような味わい。その上で素晴らしいのが生姜の存在感。こってりとした豚の旨味の中で生姜がしっかりと効いているのでさっぱり感があり、重たくなるどころか気が付けば無我夢中に食べ進めてしまうほどの中毒性になっています。セメントという商品名に対して最初はビビッていたのですが、これはあっぱれです。
麺【細☆☆☆★☆太】
モチモチでプリプリな麺は、スープと見事に一体化する最強のコンビネーション!
存在感しかない極濃・極粘スープを全身に余すことなく絡めた手揉み太麺をすすってみると、まずはそのスープが圧倒的な存在感で飛び込んできます。噛み締めてみると、多加水系の瑞々しいモチモチでプリップリな食感で、小麦の風味もしっかりとしていてスープに負けることなく互いを引き立てるように見事に融合していきます。前述のとおり、スープがまるで肉を食べているかのような味わいなので、大袈裟に例えるならめちゃくちゃ美味いチャーシュー丼を食べてる感覚にも近いかもしれません。
おまけのライス
ということで、この生姜の効いた醤油味の豚の塊であるスープはライスにも合いそうだなと試してみたらこれが大正解。見た目は完全にカレーですが必ず食べていただきたいレベル。麺に劣らないぐらいライスとの相性もバツグンで、他のラーメンでは体験できないであろう境地も見せてくれる最高のスープでした。
■まとめ
『麺屋豚セメント』の「豚セメントラーメン」とのご対麺はどうでしたか?
その味わいは、レンゲですくうのも一苦労するほど超ドロドロなスープは、経験したことないほどマイルドで超濃厚な豚の旨味がぎっしり詰まったこってり味。なのに、臭みはなく生姜のアクセントでむしろ食欲が増幅し、スープがねっとり絡んだプリモチな太麺を口に運ぶ手が止まらない衝撃ながら絶品の一杯でした。
通称「超濃厚肉濁豚白湯」。商品名にたじろぐかもしれませんが、騙されたと思って試してみてほしいです。ごち麺でした!
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【天下一品よりドロドロ】ラーメン通販レポ「麺屋豚セメント 豚セメントラーメン」宅麺.com お取り寄せ実食(外部リンク:にゃいパパHOME麺ブログ)
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