千葉市を中心に千葉のグルメスポットを毎日食べ歩く、孤高の千葉グルメです。

今回紹介するのは、京成稲毛駅近くにある居酒屋「楽笑」というお店。

こちらのお店、10年以上営業しているとのことなのですが、そのお店の立地故かこれまで知らなかったお店でして。

というのも、JR稲毛駅から京成稲毛駅に向かう坂道、その通り沿い・・・

ではなく、そこから地下？に降りたフロアに店舗を構えている同店。飲食をやるには分かりづらい立地に見えるものの、足を運んだ店内は満席の大賑わい。

こちらでは焼き鳥や鮮魚といった、居酒屋メニューの定番が味わえるだけでなく、創作料理も多数。

これら創作料理には、旬のフルーツを使ったものも多く見られ、和洋折衷様々なおつまみが頂けてしまうのです。

本日のオーダーも、スタートこそ焼鳥の盛り合わせ、

サーモンとコハダ、二種のお刺身といった定番から始まったものの

（もちろん、これら定番のおつまみ各品も美味しく頂けました）

まず驚かされたのが、こちらのポテサラ。

ふんだんにチャーシューをトッピングしたポテサラになっており、加えて食べラーやフライドオニオン、ガーリック、温玉もトッピング。

とにかくヤンチャなポテサラになるのですが、そのいずれもが主張しつつも調和する品ばかり。

更に頂く、ヤンチャなおつまみとなったのがもつ煮。

正確には、カレーなるスパイシーもつ煮と名付けられており、しっかりカレー風味が広がる1品。加えて、このもつ煮にお勧めとされるのが、ガラムマサラベースの一味唐辛子とパクチー。

これらを加えれば、カレー風味が一層高まり、もつ煮にも関わらずアジアンテイストを感じる、そんな変化も楽しませてくれます。

多国籍な料理はまだまだ続くものとなり、次に驚かされたのがこちらのイチジクバター。

その名前だけでは想像付かない同品ですが、たっぷりのイチジク＆バターをバゲットにトッピング。甘みとバターの塩味が面白いバランスを生み出し、食べたことのない味わいながらもお酒が進む、不思議なおつまみに。

更に驚かされたのが、鶏生ハムとシャインマスカットの白和え。

これも商品名通りの品が盛り付けられるも、おおよそ味の想像が付かない組み合わせ。しかしながら、これがまた絶品＆何度も食べたくなる美味しさでして。

まず肉感厚めの鶏ハムがシットリとした優しい旨味を与え、それを引き出すのが胡麻とチーズの組み合わせ。それらに引き出されてか、シャインマスカットのしっかりした甘みと酸味も活きだし、面白くも美味しい一体感を見せてくれます。

フルーツを使ったおつまみはまだ続き、こちらは柿とチーズの豚巻き。

今が旬となる柿、ここに薄切りカットの豚肉を巻いた同品ですが、ここでも両者を繋いでいるのがチーズの存在。フルーツ由来の甘みを残しながら、豚肉やチーズらで塩味を合わせ、おつまみらしさもしっかり反映。

驚かされるおつまみ続きとなる一方、定番のおつまみも一捻りした品が多いのも特徴となる同店、例えばこちらのハムカツですが、

使用されているのは、極厚激ウマで知られる、雲仙ハム。これを薄めの衣に包み揚げているのだから、定番の枠を大きく飛び出す美味しさに。

また〆に頂いた雑炊も然りで、こちらには生のりをふんだんに使用。

具材こそネギと玉子とシンプルながら、磯の風味が広がる事で味わい深い雑炊へと進化。

いずれの料理も美味しく味わえたのはもちろん、まず余所で見かけることのない創作料理が様々味わえてしまう同店。ただ、上記した創作料理の多くは「本日のお勧め」として掲載されるものが中心となっております。

随時提供のある料理ではありませんので、同点をご理解の上、足を運んで貰いたいお勧め居酒屋となりました。