カラカラ天気、一転、早々と梅雨入りの可能性
今年全国で初の猛暑日(35℃以上)
今週は東日本や西日本で晴天と暑さが続き、
きょう(24日)は大分県日田で35.4℃と今年全国で初の猛暑日を記録しました。
5月に猛暑日を記録するのは、全国的にみても2007年以来、6年ぶりのことになります。
また、きょうは九州を中心に100地点以上で30℃以上の真夏日となりました。
記録的に晴れている今年の5月
ところで、今年の5月は例年以上に太陽の照っている時間が多くなっています。
昨日までの20日間の全国の日照時間を平年と比べてみたのが下の図。
東日本や西日本では平年の1.5倍前後の日照時間を記録しており、
1.6倍以上の赤い地点も関東や東海を中心に目立っています。
そして、きょう一日快晴だった東京の今月に入ってから今日までの日照時間も調べてみました。
すると、合計の日照時間は199.9時間で、同期間の値としては1977年以来、36年ぶりの多い数値となっています。
しかし、この晴天続きの天気にも変化の兆しが現れています。
5月最終週は続々梅雨入りも
来週は関東などで、週の初めこそ、東海上からの高気圧に覆われますが、
大陸からは新たな梅雨前線が延びだしてくる予想。
月曜日にはこの前線に伴う雨域が九州にかかりはじめ、次第に東へと広がる予想です。
この雨をきっかけに、九州や四国など西日本では梅雨入りの可能性が高くなってきました。
東海や関東でも早ければ梅雨入りの発表があるかもしれません。
暑かった五月晴れのステージから梅雨のステージへと一気に変化するかもしれません。
(上図は気象庁発表資料より 加工は了承済み)