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【綾町】1/5〜 てるは図書館の「本の福袋」:2025年、思いがけない本との出会いを

omi地域ライター/パフォーマー (綾町・国富町・西都市)
2024年時の本の福袋展示

正月と言えば福袋。デパートなど各所で販売されますが、綾てるは図書館も毎年本の福袋が貸し出されます。もちろん図書館ですから販売でなく、貸出です。2025年は、今年最初の開館日1月5日からの開催となります。

・図書館の新年の贈り物:本の福袋

偶然の出会いを楽しむ読書体験

最近はネットで自分の欲しい本を注文するのが主流となり、本屋を利用する人は年々少なくなっています。しかし、本屋では偶然の出会いというのがあります。たまたま手に取った本が気に入って買ってしまう。図書館でも同様です。ふらっと足を運んで、目に入ったタイトルやデザインの本を手に取ってみたら……

そんな経験、したことあるのでは?

綾てるは図書館
綾てるは図書館

福袋で予期せぬ出会い

本の福袋もそんな偶然の出会いをもたらしてくれるでしょう。図書館の職員がセレクトした本の中に、出会えてよかったと思える本が見つかるかもしれません。普段読まないジャンルとの出会いもあるかもしれません。新しい世界を知るきっかけになることでしょう。

大人向けと子供向けを用意

福袋は大人向けと子供向けを用意しています。子供向けは1袋のに3冊で、絵本または読み物、図鑑などが入っています。大人向けは2冊で、小説や実用本でしょうか。どれも正月や蛇年にちなんだものが入っているかもしれません。借りた方には特製のガチャガチャでおみくじが引けます。

子供向け福袋には絵本や図鑑などが3冊
子供向け福袋には絵本や図鑑などが3冊

・2024年に気になった一冊

2024年もさまざまな本が話題になりました。宮崎出身の作家の作品、全国的なベストセラーなど、その中から個人的に気になった作品を紹介します。

「ひまわり」新川帆立

宮崎で育った元弁護士、新川帆立さんの新作ミステリー(2024年11月刊行)。

「成瀬は天下を取りにいく」宮島未奈

2024年に最も売れた小説の一つではないでしょうか。

「パンどろぼうとりんごかめん」柴田ケイコ

パンどろぼうシリーズ。子供たちに大人気ですね。

「数値化の鬼 ── 「仕事ができる人」に共通する、たった1つの思考」安藤広大

数字というのがいかに生活や仕事に関わっているのか、気になります。

そして2024年第5回宮崎本大賞 大賞作品のこの作品。

「うちの父が運転をやめません」垣谷美雨

結構切実な話題ですね。参考サイト:宮崎本大賞 (外部サイト)

これらをはじめ、人気作品も福袋に入っているかも?

大人向け福袋は実用書や小説などが2冊
大人向け福袋は実用書や小説などが2冊

・2025年最初の本との出会いを

何が入っているかは、開けてみてからのお楽しみのワクワク感。これが福袋のだいご味です。本の福袋は数量限定で、無くなり次第終了。このワクワク感を楽しんでください。2025年も、本との素敵な出会いがありますように。

「お楽しみ福袋」利用案内

大人用(1セット2冊) 35袋

子供用(1セット3冊) 30袋

いずれも無くなり次第終了

開催日:2025年1月5日から

場所: 綾てるは図書館

住所: 〒880-1302 宮崎県東諸県郡綾町北俣462-2

開館時間:

火・木・金曜日 9:00~18:00

水曜日 9:00~20:00

土・日曜日・祝日 9:00~17:00

休館日:月曜日(月曜日が休日の時は、その日後最も近い休日でない日)

2025年は1月5日から開館

駐車場: 有

電話: 0985-77-0180

公式サイト: 綾てるは図書館

地域ライター/パフォーマー (綾町・国富町・西都市)

札幌のすすきの周辺で生まれ育ち、新宿、ニューヨークなど喧騒の場所を転々とする。2017年12 月、新宿に別れを告げ、自然を求めて宮崎県綾町に移住。その瞬間、第一子を授かる。仕事の傍らバンド、そしてタップダンス、パントマイムの舞台活動を行っていたが、現在は活動休止中。身近の知ってそうで知らない情報をお届けしていきます。

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