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ホリエモン球団vsホークスも!三軍と独立・九州アジアリーグの交流戦日程が決まる

田尻耕太郎スポーツライター
昨年は大分B-リングス戦に千賀滉大投手が登板した(筆者撮影)

 福岡ソフトバンクホークスとヤマエ久野 九州アジアリーグは4日、双方が対戦する今季の定期交流戦日程を発表した。

昨季8試合から大幅増の全18試合

 ヤマエ久野 九州アジアリーグは、今季から堀江貴文氏が創設した福岡北九州フェニックスが新規参入し対戦様式が刷新。昨季は四国アイランドリーグplusとの交流戦も行っていたが今季は実施せず、その代わりにソフトバンク三軍との交流戦を1球団4試合から6試合(ホーム・ビジター3試合ずつ)に増やした。

 そして、ソフトバンクは昨年ドラフト会議において育成選手を大量14名も指名するなど、将来的な四軍構想も見据える中で今季は三軍活動を拡充。これまで三軍戦は概ね年間80試合程度だったが、今季は年間120~130試合を組む方針を明らかにしている。ソフトバンクとしては昨季のヤマエ久野 九州アジアリーグとの交流戦は8試合(当初予定。実施は7試合。その他練習試合は別途実施)だったが、今季は交流戦だけで全18試合と大幅増となった。

ホークスゆかりの顔ぶれずらり

 ヤマエ久野 九州アジアリーグの火の国サラマンダーズは今季から馬原孝浩監督が率い、藤岡好明投手兼任コーチが入団。そして新球団の福岡北九州フェニックスは寺原隼人投手コーチが就任し、北方悠城投手兼任コーチも名を連ねる。大分B-リングスは昨季監督だった廣田浩章氏がGM兼コーチでチームを支える。上記のいずれもがソフトバンクとゆかりのある顔ぶれで、ファンとしては楽しみな対戦になる。

 また、火の国サラマンダーズからは昨年ドラフトでは独立リーグ球団で唯一の本指名となる石森大誠投手(中日3位指名)を輩出。同リーグで夢を追いかける若手選手がソフトバンク三軍にどう挑むのかも注目ポイントになりそうだ。

【ソフトバンク三軍とヤマエ久野 九州アジアリーグの交流戦日程】

<3月>

30日(水)ソフトバンク×大分(タマスタ筑後)13:00

31日(木)ソフトバンク×大分(タマスタ筑後)13:00

<4月>

29日(金・祝)大分×ソフトバンク(別大興産スタジアム)17:00

30日(土)大分×ソフトバンク(別大興産スタジアム)17:00

<5月>

1日(日)大分×ソフトバンク(別大興産スタジアム)14:00

3日(火・祝)火の国×ソフトバンク(リブワーク藤崎台球場)13:00

4日(水・祝)火の国×ソフトバンク(リブワーク藤崎台球場)13:00

5日(木・祝)火の国×ソフトバンク(リブワーク藤崎台球場)13:00

14日(土)ソフトバンク×火の国(タマスタ筑後)13:00

15日(日)ソフトバンク×火の国(タマスタ筑後)13:00

<6月>

8日(水)ソフトバンク×火の国(タマスタ筑後)13:00

18日(土)ソフトバンク×北九州(タマスタ筑後)13:00

19日(日)ソフトバンク×北九州(タマスタ筑後)13:00

22日(水)ソフトバンク×北九州(タマスタ筑後)13:00

24日(金)北九州×ソフトバンク(北九州市民球場)18:00

25日(土)北九州×ソフトバンク(北九州市民球場)13:00

26日(日)北九州×ソフトバンク(北九州市民球場)13:00

<8月>

7日(日)ソフトバンク×大分(タマスタ筑後)13:00

スポーツライター

1978年8月18日生まれ、熊本市出身。法政大学在学時に「スポーツ法政新聞」に所属しマスコミの世界を志す。卒業後、2年半のホークス球団誌編集者を経てフリーに。「Number web」でのコラム連載のほかデイリースポーツ新聞社特約記者も務める。2024年、46歳でホークス取材歴23年に。 また、毎年1月には数多くのプロ野球選手をはじめソフトボールの上野由岐子投手が参加する「鴻江スポーツアカデミー」合宿の運営サポートをライフワークとしている。

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