保育園でわが子が噛まれたり、けがをさせられたりしたら…どのように対処すればよいの?
こんにちは、子育てをする皆さんのために役立つ情報を簡単に、わかりやすく発信することをモットーにしている保育士のしん先生です。
保育園での友達同士のトラブル…子どもも大人と同じく自分の思いを主張したい時があります。
まだはっきりと言葉が出ないと、どうしても先に手や口が出てしまうことはよくあります。
保育園に通っているとさまざまなタイプの子どもがいて、本当に性格もバラバラです、穏やかな性格の子ども、真面目な性格の子ども、なんでもやってみたい性格の子ども、控えめな性格の子どもなど小さいうちからよくわかるものです。
集団生活において毎日と言ってよいほど子ども同士のトラブルはありますが、保育士は普段の子どもの性格から次の行動を予測し、なるべくトラブルにならないよう仲立ちをしています。
しかし、子どものそばにいてよく見ていても、けがを止めることができないこともあります、わが子が友達にけがをさせられたら悲しくなり不安になりますよね。
保護者としてトラブルになってしまった場合、どのように対処すればよいのか具体的に考えていきたいと思います。
まずは状況をよく聞く
些細なけがでも保育園としては、保護者に対して説明があります。
お迎え時に説明があると思われますが、ほとんど傷になっていないなど少々のことでしたらお迎え時にいた保育士が説明することが多く、逆に傷が深いなどひどい場合は園長先生が説明して担任とともに謝罪することもあります。
説明を受けてもその場ではなかなかよく聞けない心境だと思いますが、保育士からの状況説明をしっかり聞くようにしましょう。
そこで少しでも疑問に思えば納得できるまで聞くようにし、また後日思うことが出てきたら遠慮なく聞けばよいと思います。
友達が押したことで転倒し、頭をぶつけているなど心配な場合はなるべく早めに病院を受診することも大切です。
何度もけがをするようなら
子どもは小さいながらもよくわかっています、そしてよく見られるのが子ども同士の上下関係です。
子ども同士のトラブルは、同じ子ども同士のトラブルが多いのです。
決まった子に手を出す傾向があります、悲しいですが体の大きさなどで上下関係が多少あるのでしょうね、保育士は一回でも噛んだり叩いたりするとその子どもに寄り添い、原因を考え、次にトラブルがおきないよう細心の注意をはらいます。
わが子がトラブルに何度も巻き込まれるようなら、保育園側にはっきり要望を伝えましょう。
多少のけがなら仕方がないと思わず、はっきりと伝えることで子どもの遊び方や保育士の配置を見直してくれます。
まとめ
子どもは自我が芽生えてくると、自分の思いを伝えたくてもコミュニケーション能力が未熟なため噛んでしまうことがあります。
小さな子どもでもストレスが溜まってしまうとイライラして口や手が出てしまうのです。
保育園では園児にけががないよう無事に一日を過ごし、保護者とともに帰宅することが一番だと考えています。
けがをしてしまった側に説明はもちろんのこと、けがをさせた側にも状況説明をすることがあります。保育園で起きたけがは全て保育園に責任があります。
保育士は細心の注意をはらって子どもを見ていますが、全てのけがを防ぐことは難しいです。
もし保育園に対して”クレームなんて言ってもいいの?”などモヤモヤしているのならそれは遠慮せず気持ちを伝えていいでしょう。