勉強のやり直しができる子の5つの特徴
ある年、6年生の算数の授業でのことです。難しい応用問題を出したんですが、半分以上の子が間違えちゃって。「じゃあ、もう一度チャレンジしてみよう」って言ったら、ある子がニコッと笑って「よーし、今度こそ!」って言ったんです。その姿を見て、思わずホッとしちゃいました。
みなさんのお子さんの中にも、失敗しても「もう一回!」って言える子、いませんか?運動会の練習で転んでも、すぐに立ち上がる子とか。そんな「やり直しができる子」って、実はとっても大切な力を持ってるんです。
今日は、30年近く子どもたちと向き合ってきた私の経験から、やり直しができる子の特徴を5つ挙げてみます。「うちの子、ちょっと似てるかも」なんて思われる方もいるかもしれません。一緒に見ていきましょう。
勉強のやり直しができる子の5つの特徴
1. 失敗を恐れない
「間違えちゃった!」じゃなくて、「あ、ここが違ったんだ」って捉えるんです。図工の時間、絵を描き直す子がいるんですよ。「先生、もう1枚紙ください!今度はもっと上手く描けると思う!」って。
2. 粘り強さがある
すぐに「もういや」にならないで、何度でも挑戦するんです。なわとび大会の練習、100回跳べるまで毎日コツコツ練習する子。転んでも立ち上がる姿に感動しちゃいます。
3. 自分を客観的に見られる
「どこが間違ってたんだろう」って、自分の行動を振り返ることができるんです。テストの見直しの時間、「あ、ここ計算間違えてた。次は気をつけよう」って、前向きに捉える子がいるんですよ。
4. 柔軟性がある
「こうじゃなきゃダメ」じゃなくて、いろんなやり方を試せるんです。グループ活動で、自分の意見が通らなくても「じゃあ、こうしてみる?」って新しいアイデアを出す子。すごいなって思います。
5. 前向きな考え方ができる
「できない」じゃなくて、「まだできない」って考えられるんです。漢字テストで満点取れなかった子が「次こそは!」って意気込む姿、よく見かけます。かっこいいですよね。
まとめ
いかがでしたか?「うちの子、けっこう似てるかも」なんて思った方もいらっしゃるんじゃないでしょうか。やり直しができる力は、大人になってからもとっても大切な力なんです。
でも、やり直しができる子を育てるのって、実は私たち大人の方が大変だったりします。「もういいから」って言いたくなることもあるでしょう。でも、そこをグッとこらえて、子どもの「もう一回」を応援してあげてください。
最後に、保護者の皆さんにちょこっとアドバイス。お子さんが何度もやり直そうとしているとき、ついイライラしちゃうこともあるかもしれません。でも、そんなときこそ「がんばってるね」って声をかけてあげてください。その一言が、子どもの大きな励みになるんです。
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