【芝公園】ムルギカレーとワンちゃんと。洋食店サンギュリエのカレー
港区の芝公園にある洋食店「サンギュリエ」はランチはいつも満席だ。店主をはじめスタッフの方も忙しいながらもドアの前で待つお客さんへの声がけも忘れていない。そんな接客から印象の良い同店は日替わりメニューのハンバーグ、ロールキャベツも人気だが、ほとんどのお客さんはムルギカレーを食べに来ていた。
芝公園「サンギュリエ」のムルギカレー
カレーのメニューはベースは変わらないが3種類用意されている。
ムルギカレー、茄子カレー、そして2つが合わさったトッピングカレーだ。これが100円しか違わないのだから、どちらもつけてしまうのが大半の選択ではないだろうか。
柔らかいほろほろのチキンレッグは食べごたえ十分
大きな骨付きのチキンレッグは煮込んだあとにスパイスでソテーされているのだろうか、とてもしっとりとしていて、フォークをひねるだけで骨からはずれるほど。このあたりは洋食店ならではの調理技術が伺える。
揚げ茄子とスパイスがたっぷりのカレー
「茄子は熱いので気をつけてください」と添えられて運ばれてきたカレー。確かに揚げ茄子からは湯気がたっている。とはいえ冷める前に食べたいので、焦る気持ちに追いつくように口に運び入れると、とろり・・・溶けるように崩れる茄子がうまい。
肝心のカレーソースはサラサラを通り越したシャバシャバで、まるでスープのよう。そして知ってるスパイスの香りがする。これはよくあるカレー粉の香りだ。カレー粉の独特の辛さとスパイシーな香りはどこか懐かしく、なにかを思い出したくなるような感覚に陥る。
青唐辛子入りの辛味ペーストでさらに突き上げる
サラダと一緒に運ばれてきたのは「青唐辛子が入った辛味ペースト」これを味変+辛さアップに使うとのこと。そのまま食べてると数種類のスパイスの香りに、辛い成分はすべて青唐辛子が担っていてうまい。これをシャバシャバなソースに溶かすようにかき混ぜて、ムルギカレーらしくチキンとライスとソースはしっかり混ぜ込みながらピラフのように完食。
入口の看板には「今日は犬もいます」
今日は犬もいます?ん、どこにいるんだ。入店と同時に駆け寄ってくるような犬はいなかったと思いながらあたりを見回してみると、、、なんと客席にいた(笑)4人がけのテーブルに2名のお客さんと、店のわんちゃんが1匹。とてもおとなしく相席していた。そしてもう一匹は外のかごの中に・・
近所の人たちは通りすがりにワンちゃんを撫でたり、様子を見たりしている。この街のマスコットのような存在でかわいがられている様子が伺えた。店内にいるワンちゃんももはや存在感を消したように眠っている。
カレーの味も、店内の雰囲気もなんかホッとする時間を過ごせる店だなと感じた。
Instagramにも投稿しました!
サンギュリエの店舗情報
店舗名:サンギュリエ
住所:東京都港区芝2-24-1
電話番号:03-3451-9041
営業時間:11:30~14:00、18:00~23:00
日曜日は18:00~22:00 (翌日が祭日の場合は休みで祭日に営業)
定休日:土曜日
東京カレーマガジンでは東京都のカレーを中心にご紹介しています。
港区のカレーがもっと見たい方はこちら(外部リンク)
トップページから23区や市町村で見やすいブログもチェックしてみてください。
東京カレーマガジンのトップページへ(外部リンク)