レモンラーメンのインパクトと本格派豚骨に自家製麺。ALWAYS愛される、こだわりの一杯は本物の味。
長崎を代表する豚骨ラーメン
長崎のラーメン店の中で、人気トップクラスと言っていいのが「麺也オールウェイズ」。現在4店舗を展開し、どのお店も行列の人気店。長崎といえばオールウェイズというイメージすらある、まさに長崎を代表するラーメン店。
そのひとつ、長崎の時津という町にある国道206号線ぞいにある時津店へお伺いしました。
麺也オールウェイズとは・・・
2009年に万屋町本店を開業。久留米ラーメンを源流とする本格派豚骨スープをベースに、レモンとんこつラーメンなどオリジナルメニューで人気を博す。(※この当時、レモンラーメンなるメニューをはじめて食べた時のインパクトを今でも覚えています)その後、2014年に長与店、2016年にはアミュプラザ長崎、さらに2018年にココウォーク長崎と、長崎の主要施設にも店舗を拡大していきます。そして2022年にアミュプラザ長崎の閉店と同時に、時津店をオープン。現4店舗にて大人気営業中のお店です。
オールウェイズは、ラーメン店とは思えないシックでスタイリッシュなデザインも特徴的です。老若男女問わずくつろげるスペース。
この時津店は、以前は大阪王将があった場所。がらりとデザインを変えお洒落な佇まいに。そして驚くべきは、43席を完備しているというラーメン店としてはかなりの席数の多さ。駐車場も広々と確保していて、車社会でもある長崎の人々は訪れやすい環境です。
メニューは、基本のとんこつラーメンにトッピングは種類豊富にあります。そしてレモンとんこつラーメンやつけ麺のラインナップ。サイドには丼や餃子のメニューも。他にも新商品や期間限定メニューもあるようですね。基本を大切にしながらも新たなチャレンジを続けるのは、創業当時から変わりませんね。
煮卵らーめん
豚骨は頭骨を使い長時間強火で炊きだしているそう。手間ひまかけてこだわりの手法で作られたスープは、白濁で濃厚さも漂う。そこにネギとキクラゲにチャーシュー、そしてまあるい煮卵がトッピングされています。深さある丼のデザインもオシャレですが、ラーメンは豚骨王道のシンプルな仕上がりです。
豚骨の風味良く、ほんのり甘く感じるカエシがバランスよく絡みます。まろやかでコク深く、そしてあっさりといただけます。らーめんには、辛味噌や香油が追加できるようですが、ノーマルがシンプルに美味しさが伝わる気がします。ただ、アクセントにお好みでプラスするのも良いかもですね。
さらにオールウェイズの凄いところは、自社の製麺工場もあるところ。豚骨や醤油、つけ麺など、それぞれの麺とスープのバランスを考えて製造されているようです。豚骨にあわせた細麺ストレートも、小麦の味わいやコシのある食感がスープと絶妙に絡みます。
レモンとんこつラーメン
スープの上にレモンが敷き詰められたインパクトあるビジュアル。最初はどうなの?なんて思う方もいるかもしれませんが、これがバッチリ合うんです。このレモンが豚骨の味わいをさっぱりと爽やかにしてくれる。これは、食べればわかるその旨さ、ですね。
豚骨の仕上がりとカエシのバランスが良いからこそ、レモンの風味が美味しく絡むのでしょう。味を損ねることなく見事に爽やかにしてくれる、これが昔オールウェイズで感じたインパクト。長崎に新たなラーメンの風が吹いたのを今でも覚えています。その味は変わることなく、美味い一杯です。
ピリ辛たまご丼
サイドメニューには、こちらをいただきました。ピリ辛もやしが敷き詰められて、その上にペースト状のような玉子が。ついつい食べたいご飯もの、ラーメンのお供にバッチリです。
しっかりと豚骨の良き味わいと深みあるコクを感じながらも、あっさりといただけるスープはもちろん完食。丼には、〈SINCE2009 NAGASAKI〉が描かれ、港町長崎で本物の豚骨ラーメンを提供する思いも伝わってきます。
卓上にはゴマやコショウに紅生姜。餃子用のタレやラー油が揃います。
テーブル席も数多く。窓際の席は明るく開放感もあります。
「ALWAYS愛され、そして選ばれる」その想いからはじまる「麺也オールウェイズ」。今では名実ともに長崎を代表するラーメンといってもいいでしょう。本格派の豚骨を使った、そして麺も自家製麺というこだわり、その味わいは間違いなく、美味しい本物の一杯でした。
麺也オールウェイズ 時津店
住所:長崎県西彼杵郡時津町元村郷829−1
営業時間:11時00分~22時00分
定休日:無休
駐車場:有
公式HP:menya-always.com