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【草津市】 1年で今だけ販売!直売所で草津メロンの選び方、おいしい食べ方を聞いてきた。

abehiro地域情報ライター(草津市・栗東市)

メロン街道をゆく

JR草津駅から琵琶湖方面に10分ほど車で走り市街地を抜けると、急に空が開け、田畑が広がる。琵琶湖の対岸にある比叡山や比良山脈まで見渡せ、ビニールハウスやサイロのような農業用の建物が見える。

その田畑のど真ん中を守山まで貫いている道路がメロン街道だ。名前のとおり、メロン栽培のビニールハウスが両脇に連なっている。

草津メロン直売所は、そのメロン街道沿いにある。

開店前なのに・・

この直売所で草津メロンが販売されるのは、毎年6月中旬から7月中旬で、売り切れ次第終了となる。今年(2022年)は6月18日から直売が開始されると聞き、さっそく初日の営業開始時間にあわせて行ってきた。

到着したのは、開店の30分前だったが、すでにおよそ50人が、行列を作って開店を待っていた。毎年、直売開始日を待って購入されるリピーターも多いという。

直売所の中には、お中元などの贈答用に箱詰めされたもの。バラで売られているもの。キズがあり、お得な値段となっているものなどが、品種や大きさごとに所狭しと並んでいる。

開店の時間になると、売り場は多くの人で溢れる。リピーターなのか好みのブランドが決まっている人は、すぐに買い物カゴに複数のメロンを入れてレジに並んでいる。また販売員さんのアドバイスを聞きながら、じっくり選ぶ人や配送用の伝票を書く人、家族で相談しながら選んでいる人など、朝市のような賑わいになっていた。一人でだいたい複数個買っていく。8個くらいカゴに入れている人や箱買いして台車で車まで運んでいる人もいる。

そして、ものの30分ほどで、今日の在庫は、ほぼ売り切れとなっていた。

草津メロンは、複数の品種がある。どれを選ぶ!?

草津メロンは、JAレーク滋賀が、栽培、検査、出荷、販売を管理するメロンのブランドで30年以上もの栽培技術の蓄積により、全国でもトップレベルの糖度をもつメロンだそうだ。緑肉のタカミメロン、アムスメロン、センチュリーメロン、赤肉のタカミレッドメロン、ホノカメロンがある。緑肉はメロンらしいすっきりとした甘さで、赤肉はまろやかな甘さとのこと。好みの味を探すのも楽しさの1つとなっている。

売り場には、品種ごとの特徴や食べごろも掲示されていて選ぶ際の参考になる。

直売所直伝 メロンの美味しい食べ方!

直売所の方にメロンの美味しい食べ方を教えてもらった。

メロンは、品種にもよるが、買ってすぐではなく、3日~1週間おいてから食べるのがベストだそう。メロンの底を軽く押してみて弾力が感じられたら食べごろで、それまでは常温で保存しておき、食べる2~3時間前に冷蔵庫に入れるのが美味しく食べるコツとのこと。

これから6月下旬にかけて徐々に取り扱い品種や販売量も増えていくということなので、ぜひ直売所に足を運んで、販売員さんのアドバイスや案内版も参考にして、お好みの一品を選んでほしい。プレゼントやお中元にもお薦めです。

草津メロン直売所(JAレーク滋賀草津野菜センター)

  • 住所:草津市北山田町39-12 
  • 電話:077-564-5415
  • 販売期間:6月中旬~7月中旬(期間中無休)
  • 販売時間:午前9時~なくなり次第終了
  • ホームページ:草津メロン(JAレーク滋賀)公式HP

地域情報ライター(草津市・栗東市)

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