モノを減らすためのアドバイスとスッキリ片付くコツ
「モノが増えすぎて部屋が散らかっているけれど、どう片付けていいかわからない」「モノを捨てるのが苦手で、つい溜まってしまう」
という悩みを抱えている方は多いのではないでしょうか?
日本では、小さい頃から「モノを大切にしなさい」と教えられるため、使えるモノや壊れていないモノを捨てることに罪悪感を感じる人も少なくありません。
私自身も、以前はモノを捨てることに抵抗があり、「まだ使えるから」「もったいないから」と思って手放せずにいました。しかし、家に入ってくるモノの量に対して、出ていくモノが少ないと、やがて部屋がモノで溢れ、管理しきれなくなってしまうことに気づきました。
これを人間の体に例えるなら、食べ過ぎて体内に取り込んだ水分を出さないと体がむくんでしまうように、家もモノが溜まりすぎると負担がかかります。
そこで、今回はモノを減らすためのアドバイスとスッキリ片付くためのコツをお伝えします。
1. なぜ捨てるのが苦手なのかを考えてみよう
モノを捨てるのが苦手な理由は人それぞれです。「もったいない」「高かったから」「思い出がある」「まだ使える」という理由が一般的です。まずは、なぜ自分が捨てることに抵抗を感じているのかを一度考えてみましょう。
- もったいないから:使っていないモノをただ置いておくだけでは、そのモノは本当に生かされているのかを考えてみてください。また、そのモノが占めるスペースには家賃がかかっていることも意識してみると、もったいないという気持ちが軽くなるかもしれません。
- 高かったから:今現在そのモノに価値を感じているのか、使い道があるのかを考えてみましょう。高かったからといって、今使わなければ意味がありません。
- 思い出がある:思い出の品は、実際に使わなくても大切に保管しておく方法を考えましょう。写真に収める、別の場所に保管するなど、思い出を残しつつモノを減らす方法もあります。
- まだ使えると思う:使えるというだけでそのモノを保持し続けるのではなく、実際に「使いたいかどうか」に焦点を当ててみましょう。使わないモノを持ち続けても、ただの負担になってしまうことがあります。
自分がどの理由で捨てるのが苦手なのかを把握することで、モノと向き合う方法が見えてきます。
2. 捨てる以外の選択肢を考えてみよう
捨てることに抵抗がある場合、捨てる以外の方法を考えることも大切です。実はモノを手放す方法は「捨てる」だけではありません。例えば、以下のような選択肢があります。
- 寄付:使わないけれど状態が良いモノは、寄付することができます。誰かが必要としているかもしれません。
- 中古買取:まだ価値があると判断できるモノは、リサイクルショップやオンラインで売ることもできます。
- フリマアプリやネットオークション:使わないけれど欲しい人がいる場合、フリマアプリを利用してモノを売るのも一つの方法です。
- 友人や家族にあげる:自分が使わないモノでも、他の人にとっては必要なモノかもしれません。
これらの方法を選べば、「捨てる」という行為に対する抵抗感を減らしながら、モノを手放すことができます。もし、捨てるのが苦手な方には、これらの選択肢を使ってみることをオススメします。
3. 家に入ってくるモノに気をつける
モノを減らすためには、家に入ってくるモノにも気を付ける必要があります。特に、もらったものや無料で手に入るものに対しては注意が必要です。
- おまけやノベルティ:無料でもらえるノベルティやおまけに、つい手を出してしまうことが多いですが、使う予定がない場合は受け取らないようにするのが大切です。もらってしまったら、家に置く場所を考えることになります。
- 衝動買い:セールや特価品に誘惑されて買ってしまうこともありますが、本当に必要かどうかを一度考えてから購入するようにしましょう。
- プレゼント:思わずもらってしまったモノでも、もし使わないのであれば感謝の気持ちを伝えた上で、早めに手放すことを検討しましょう。
家に入ってくるモノに注意を払うことで、無駄に物が増えていくのを防げます。
まとめ
モノを減らすための第一歩は、なぜ捨てられないのかを理解し、捨てる以外の方法を活用し、家に入ってくるモノに気をつけることです。捨てることに対する抵抗感を減らし、モノを上手に手放すことで、スッキリとした空間を作ることができます。モノを減らすことは、家の中を整えるだけでなく、心の中もスッキリさせる大切なステップです。ぜひ、少しずつ実践してみてくださいね。