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【福岡市博多区】何これ?!本店限定!賞味期限30分以内のふわふわマシュマロスイーツ「石村萬盛堂」

げきぐる観光ライター、グルメインスタグラマー(福岡市)

福岡市観光ライターげきぐるです!
「中州でスイーツやお菓子を探している」と考えている方に「石村萬盛堂」はおすすめ。
福岡にお住まいの方はご存じの老舗のお菓子店「石村萬盛堂」ですが、須崎町にある本店では2021年7月のリニューアルオープンから可愛いふわふわデザートを発売中!そのニュースイーツとともに石村萬盛堂の本店の魅力をお伝えします。

創業から116年の老舗お菓子店「石村萬盛堂」の本店が2021年7月からリニューアルオープン!

福岡を代表するお菓子店「石村萬盛堂」本店は、福岡市営地下鉄中洲川端駅から海側へ徒歩4分の場所にあります。

本店は、昨年2021年7月30日よりリニューアルオープンしております。以前の店舗の外観は店内の写真で確認することができます。
今年2022年12月25日で117周年を迎える石村萬盛堂ですが、今回本店の撮影許可をいただきました。

店内は木材を使った温かく優しい空間が広がっています。左側が販売コーナー、右側がキッチンとイートインスペースとなります。

今回はこちらのイートインスペースで、昨年7月のリニューアルオープンに合わせて発売された「つるのこのこ」という可愛い面白スイーツを紹介します。
なんと賞味期限が30分以内。このニュースイーツについて次の項目で詳しくお伝えしていきます。

定番お菓子「鶴の子」よりさらに柔らかい?!ふわふわスイーツ「つるのこのこ」を注文!

石村萬盛堂の銘菓鶴乃子のできたて版、つまり子供にあたる商品をニュースイーツとして販売中!見た目もびっくりのスイーツを紹介します。

つるのこのこ 750円

え、何これ?!
と思った方も多いはずです。写真ではわかりづらいかもしれませんが、上の白く丸いものがプルプル揺れます!(動画でお伝えしたかった!…)

上の丸いものはお口でそのまま食べますが、下の方もしっかり食べれるのでスプーンも一緒に提供されます。では、この「つるのこのこ」について詳しく紹介していきます。

再度写真をお見せしますが、この上のプルプル揺れる丸いものは、鶴乃子と同じようなマシュマロ食感の生地です。フワフワで、ほんのり甘さが癖になります。

試食でいただきました!
試食でいただきました!

ちなみに鶴乃子が上記の写真の商品です。
今回食べた「つるのこのこ」は、この鶴乃子と同じマシュマロ生地なんですが、できたての状態なので鶴乃子以上に軽く柔らかい食感でいただけます。

見た目も可愛いですが、味や食感も大変楽しめます!

コップの部分にもたっぷり入っています!
バニラアイスが入っており、ひんやり美味しかったです。「マシュマロ生地」「バニラアイス」と、2度美味しいが体験できます!これから温かくなるので、冷たいデザートをお探しの方はぜひおすすめです。

【超貴重!】店員さんに聞いた!石村萬盛堂のすごいところ3つ

つるのこのこを今回注文しましたが、石村萬盛堂本店は店内を見て楽しむことができます。今回店員さんから貴重なお話をたくさん教えてもらったので、厳選して3つ紹介します。

「ホワイトデー」は石村萬盛堂から生まれました

全国的なイベントになっている3月15日のホワイトデーですが、なんと石村萬盛堂の提案がきっかけでできております。
バレンタインデーのお返しが何かできないか。その時にマシュマロでお返ししようとマシュマロデーを発案!その後、マシュマロの白を変化させ、ホワイトデーにしたそうです。まさか石村萬盛堂がきっかけだとは聞くまで全然思いませんでした。

本店には追い山笠のゴールタイムを測る場所がある

追い山笠廻り止(門)は山笠のゴール地点です。
追い山笠廻り止(門)は山笠のゴール地点です。

博多三大祭りの1つである「博多祇園山笠」。
この祭りは大きな神輿(山笠)を担いで博多の街を歩く祭りですが、実はタイムを競ったり、ゴールを目指したりします。
そのゴールが実は石村萬盛堂の隣にある「追い山笠廻り止」と呼ばれる門であり、ここでゴールのタイムも計測しております。

追い山笠当日は扉が開きます。
追い山笠当日は扉が開きます。

この山笠のタイムをずっと計測してきた石村萬盛堂ですが、リニューアル後も計測できるように計測地を作りました。追い山笠(博多祇園山笠の最終日)は写真にある2階の扉が開き、顔を出して、計測できるようになっているそうです。

本店には博多の由来について説明がある!

真ん中の段に「博多」の由来の説明あり。
真ん中の段に「博多」の由来の説明あり。

博多の由来は、「鶴の羽形(はかた)」という諸説があります。
博多湾の広がり方を鶴の羽とし、西公園あたりの部分を鶴の頭とすると、鶴に見えるということから、鶴の羽形で博多と付いたという説が1つあるそうです。鶴乃子を販売する石村萬盛堂だからこそ!という情報だったので、大変貴重なお話でした。

【買って終わりではない】石村萬盛堂本店は「お店を楽しんでもらう」をコンセプトにしている

美味しいスイーツもいただきながら、貴重なお話も聞けて大変楽しい時間が過ごせました。本店では石村萬盛堂に描かれる絵や創業のきっかけについて記された展示物もございます。

石村萬盛堂 本店では、ただ買って帰るではなく、「来て楽しんで欲しい」というのをコンセプトにしております。ぜひ本店に買い物を来た時には店内の展示物や造りをご覧ください。

石村萬盛堂 本店のお店情報

住所:福岡県福岡市博多区須崎町2-1 【地図
営業時間:10:00 - 19:00
定休日:毎月第3水曜日
電話番号:092-291-1592
公式サイト:https://www.ishimura.co.jp/
公式Instagram:https://www.instagram.com/ishimuramanseido/
公式Twitter:https://www.instagram.com/ishimuramanseido/

観光ライター、グルメインスタグラマー(福岡市)

食べ歩きが趣味のグルメインスタグラマー。福岡市の穴場グルメ・安うまを発信するメディア。福岡市に限定して、グルメ情報・観光情報を提供しております。「安くて美味い。そして、こっそり楽しみたい」そんな希望を叶える観光ライターとして活動中

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