ペチュニア、カリブラコアの季節になりました。
春から晩秋まで、長い間楽しめるので
毎年いくつか育てています。

こちらは黒いペチュニア、黒之瀬戸です。
昨年購入して、とてもたくさんの花が咲くこと
花びらがベルベットのように美しいので
冬になる前に切り戻し、冷たい風が当たらない
戸外に置いて冬越ししました。

※ペチュニアは多年草なので、条件が合えば
冬越し可能です。お住まいの地域によります。

３月に８号鉢に植え替え、ほぼ満開になりました。

この後、切り戻すタイミングで
10号に鉢増しする予定です。

ペチュニア、うまく育てられないけど...?

モリモリに咲くペチュニアの鉢植えを見て
自分は上手く育てられないなぁという方、

今年はしっかり、何度も満開の鉢植えを見たいですね！

今回は、近所のお店で
スーパーチュニアとサフィニアを買ってきました。

サフィニア、元気があって
このまま、どーんっと成長してくれるのかな？

そうですね、このままだと脇芽少なく、
今ある枝が長く伸びてしまいそうです...

これをうまく植え付けて、
育てていきたいと思います。

最初が大切。苗選びと植え付けまで

お店では必ず、苗が土から出ている部分「株元」をチェックします。

土のきわ、葉が土に埋もれていたりすると
その葉が腐ってきて、全体に影響を及ぼします。

株元を必ずチェックして、きれいなものを
選んで購入してください。

上の画像は、買ってきたときの様子です。

私は買った苗は、持ち帰ったあと、
メネデール（活力剤）100倍で水やりします。

翌日、株元を掃除します。

※　メネデールで元気になり、掃除しやすくなります。

植え付け前の株元掃除

ペチュニアが育つ環境として
風通しの良さが必要です。

上の画像で、購入した苗をそのまま植えたら？

向こうがわが見えない位、密です...
込み合っていますね。

土に触れそうな下の方の葉は、
全部取り去ってしまっています。

株元から数センチ上までは
内側に出ている、他の茎に重なる葉も
全部取り去ってしまいます。

花が咲いていても摘心する

せっかく咲いている花ですが
お店に並べるために咲かせたもの、と思って
摘心（てきしん）作業をします。

株にボリュームを持たせ、
たくさんの花を咲かせるためには必要な作業です。

切っちゃうのは可哀そうだな、
ということでしたら、飾って楽しみましょう。

または、切った茎を挿して増やしてください。
ペチュニアの挿し芽は、成功率かなり高いです。

切る位置は、ポットのふちあたりで
ぐるっと一周、カットします。

株元の掃除と摘心でかなりスッキリしました。

ペチュニアに必ず必要な３つの肥料

ペチュニアを大きく育てて、たくさん咲かせるには

• 元肥　
• 置き肥　
• 液肥

３つの肥料が必ず必要です。

植え付け時には、
マグァンプやマイガーデンなどの元肥を入れ

株元には置き肥します。

そして、月に数回は液肥をあげます。

大きく育ってたくさん咲いている鉢は
この３つを必ずクリアしています。

植え付け後、成長してきたら

花を咲かせたい、ところですが
少しの間、花は我慢します。

摘心をすると、脇芽が延びて枝数が増えます。
私が購入したサフィニアは枝数が５本
この先端をカットしたので、
５本から脇芽が伸びてきます。

その伸びた脇芽の先を再度摘心して
枝数を増やす、株の形を全体的にこんもりと
花が咲いた時に丸くなるイメージで
整えていきます。

花を咲かせた後は

株の形が整ったと思われましたら
花が咲いてくるのを楽しみましょう。

満開を楽しんだら、
今度は鉢の周りでぐるっと一周カットします。

置き肥を追加します。

水やりをして、
水はけが悪くなってきたと感じたら
鉢の中が根で一杯の時があります。

根が張るので、鉢増しが必要そうな時は
植え替えます。

満開→摘心の繰り返しになします。

花が終わった「花がら」や古い葉が株元に
落ちたままにすると腐ってきます。
取り除いて、株元は常にきれいにしておきます。

ペチュニア、カリブラコアの５つのマスト

ペチュニアは購入時のまま植え付けても
思ったようには育ちません。
が、少し手を加えるだけで、
簡単にボリュームアップすることができます。

サフィニアやスーパーチュニアは
勢力旺盛なので、寄せ植えよりも
１株で鉢植えにするのがおすすめです。

寄せ植えにはカリブラコア
（ミリオンベルやスーパーベル）の方がいいと思います。

私もサフィニア、スーパーチュニアを
たくさん咲かせたいと思います！
一緒に頑張りましょう ♪♪

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