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特別な道具は不要!ミシンの縫い初めのぐちゃぐちゃをなくす方法

ミシンで縫った後裏返すと、端がぐちゃぐちゃになって見栄えが悪い状態になっていたりしませんか?

原因はとても単純です。
ミシンの上の糸が固定されていないから。

図のように上のミシン糸を押え金の上に出した状態で縫うと、糸の端が固定されていないので針が上がった時に糸が引き上げられます。
その結果たるんだ糸が裏でもつれるんですね。

この場合の対処法は、上のミシン糸を押え金の下をくぐらせて押さえることで防げます。

押え金の下をくぐらせてもぐちゃぐちゃになる場合

実は布の端ギリギリから縫うと、押さえ金の下に上糸をくぐらせても裏がぐちゃぐちゃになりやすいです。
特に厚みがある場合高確率で起こります。

この場合の原因は布の厚み分押え金が浮いているので、上糸が固定されないからです。
図を見れば一目瞭然ですね。

この場合の対処法は簡単です。

ギリギリではなく、布の少し内側から縫うと布と押え金で上糸が押さえられるので裏が糸のたるみが起こらず裏もきれいです。
布ってギリギリから縫わないといけないって決まりはないんですよ。
返し縫いをするんですから、5ミリ位内側から1~2針縫って、バックボタンで端まで戻って縫えば問題ないんです。

ね?特別な道具いらないでしょう?試してみてね!
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洋裁好きを増やし挫折する人を減らすのをライフワークとして、世界一やさしい洋裁教室を目指してネットで服や布小物の作り方を公開しています

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