｜紐を結ぶのが面倒

　ランニングシューズを履くにあたっては、紐を解き、つま先を上げて踵に合わせた上でシューズを履く「シューズの履き方」で紹介していますが、やはり、紐を解かず履きたいという方は少なくないでしょう。それを解決してくれる紐（シューレース）「キャタピラン」を紹介します。

｜トライアスロンのランニング時の履き替えに便利

　トライアスロンのバイクからランに移す場面（トランジション）では、素早くシューズを履きたい、シューズの紐を結ぶ時間をも短縮したい、そんな時には紐を結ばない「キャタピラン」は便利です。

｜細かなこぶが結び目の役目に

　「キャタピラン」の特徴は、伸縮性が高いゴム製でコブのような構造になって、シューホール（穴）に引っかかりやすくしています。キャタピランを引っ張るだけでシューズを素早く履くことが出来ます。

　個人的な使用法としては、朝ランなど直ぐに履いて走りたい場面。更に100kmなどウルトラマラソンではシューズを履き替えるポイントがあります。しかし疲れているので脱ぐことは出来ても紐を結ぶ余裕がないので、事前にシューズにキャタピランをつけておけば便利です。

　しかし、履きやすいとはいえ、伸縮性が高いので緩みやすい側面もあります。従ってしっかりシューズを履くには紐を結びたい、どのようなシーンで使うかなど場面場面で使い分けするのがお勧めです。