【南アルプス市】厄災を断ち切って、細く長く生きましょう。
大晦日には年越し蕎麦。と言われるようになったのは江戸中期以降らしいです。謂れは諸説あるようですが、日本人の生活に馴染んだ習慣であることは間違いなく、今でも大晦日の夜にはご自宅やお店で蕎麦を食べるご家庭が多いのではないでしょうか。
筆者は、残念ながら大晦日から元旦にかけて仕事なので、自宅でもお店でもなくて職場でカップ蕎麦になりそうです。なので、一日早く年越しでもありませんが今日お蕎麦をいただいてきました。
今回お邪魔したのは、過去記事(記事①、②)でもご紹介しました、南アルプス市東南湖の「乙蕎麦」さんです。
混むのを避けて早めの来店。身構えずに気軽に入ることができる雰囲気が相変わらず良しです。
開店早々も、そこそこ先客がいましたがカウンター席には十分余裕がありました。少し経ってから、入り口で人が渋滞するほど混み合ってきました。流石、人気のお蕎麦屋さん。
今回も、ミニ丼セット粗挽せいろ(¥1,000)をいただきました。安定の美味さ、一口目から蕎麦の風味が鼻から抜けていきました。
美味すぎて箸が進むのが早くなってしまうので、意識してゆっくり味わいながらいただきました。
セットのミニ丼はアサリの炊き込みご飯。何でこんなシンプルなのに旨みが深い味付けができるんだろうと思いながら、しっかりと噛み締めて味わいました。
乙蕎麦さんは、大晦日も昼は11時頃から夜は17時半頃から営業です。ご自宅でゆっくりと年越し蕎麦を味わいたい方にも嬉しいテイクアウトがあります。が、人気店が故に売り切れ必至かと思いますので、ご希望の方は開店早々にお越しになるのが吉かと思われます。また年始の営業は1月6日からとなっています。
古くからの風習も今の時代に見合わないものも少なくありませんが、年越し蕎麦は何のストレスも無く馴染んでいるし、何なら蕎麦でも無く「年越し〜」と付けてしまえば何でもありな感じでもあります。ただ、せっかく近くに美味しいお蕎麦屋さんがあるのなら、風習に則って大晦日にお蕎麦を食べても良いのではないでしょうか?