【川崎市中原区】江川で人だかり、そこにいたのは横にふくらんだカルガモ! その理由は?
江川せせらぎ遊歩道を歩いていると、人だかりがしていました。近づくと、そこにいた1人の女性に「あのカモ、膨らんでいるでしょ? 何でだかわかる?」と聞かれました。答える間もなく「あの下に赤ちゃんガモがたくさん入っているのよ〜(嬉)」とウキウキなおばさま。
ページの下の方に、かわいい赤ちゃんガモの姿もありますので、ぜひ最後までご覧ください。
そうこうしているうちに、母ガモが寝てしまい、子ガモもどうやら羽の下で寝ているらしく、しばらくは見られないだろうと、私は少し離れたところを歩いていました。
江川せせらぎ遊歩道を歩いていると、下の写真のように石が積み重ねられたものを見かけます。何だろうと思っていたのですが、これもわかりました。
膨らんだカルガモかあさんを見守る一団のうちの1人が言うには、母ガモは水辺から上に羽ばたいてぴょんと登れるけど、後を追いかける赤ちゃんガモはまだ登れない。赤ちゃんガモが登れるように石を積み上げたのだそうです。生まれて間もなくでも、柵の上から飛び降りるところは見かけますが、確かにこの高さは登れません。カモの赤ちゃんたちは、こうやって地域の人たちに見守られて育っていくのですね。
昼寝から目覚めたカルガモ親子
さて、しばらく親子でお昼寝してから、いっとき解散してた人だかりが、また集まりだしたので見に行くと、羽の下から赤ちゃんガモがたくさん出てきていました。
そのうちの1匹が下へダイブ! 元気に泳ぎ始めました。カルガモかあさんが見てますね。もう1匹、柵の上に乗っていますが、この子はなかなか飛び込めませんでした(笑)。
足を踏ん張っているようにも見えます。
そうこうするうちに、柵の上を左の方へ歩いていく子もあらわれました。
気のせいか、顔が楽しそうです。
もう1匹もやってきて、2匹並んでいるところへ、先に飛び込んでいた子がすいーっと泳いでいて、次の瞬間…
水に飛び込んだ赤ちゃんガモ、意外と早いです。ぴゅーんとかなりのスピードで泳いでいってしまいました。それを見ていたカルガモかあさんが!
「どこまで行くのーっ⁈」とばかりに飛び込んで追いかけていきました。残された子たちも、後を追って次々ダイブ!
小さい体と比較したら、かなり高いところから飛び込むことになりますが、みんな無事に水の中へ入って泳いでいきました。
泳いでいる様子はこちらの動画でぜひご覧ください。
4月生まれのカルガモ親子
江川せせらぎ遊歩道では以前にも子ガモが生まれていて、4月後半に生まれた子ガモの記事を書きました。4月に生まれた子ガモたちも大きく育っていると聞き、探しに行きました。
いました! 親よりひとまわり小さいぐらいで、元気な姿を見せてくれました。
今回生まれた子ガモたちも、1ヶ月半後には、このくらいの大きさに成長するわけですね。梅雨時ではありますが、時々見守りに行きたいと思います。
赤ちゃんガモを見かけた付近への行き方
神奈川県川崎市中原区井田中ノ町17 付近
元住吉駅から徒歩19分 地図でルートを見る
ウォーキングの歩数 片道約2142歩
(歩数は歩幅70cm換算)
井田営業所前バス停から徒歩3分
※カモたちは移動するので、場所は目安です
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