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「介護食でもカニが食べたい!」簡単、コスパ良し!材料2つで美味しくカニを食べる

めぐねこ介護頑張る栄養士/ライター

「かに」のCMを多く見かけるようになった今日この頃。情報番組でも「カニの食べ放題」など観ている人が食べたくなる映像がたくさん流れています。わが家の介護メンズも「カニが食べたい」という始末…。

「介護食」を食べている人には少し扱いづらい食材の「かに」。カニの殻をむいたり、ほぐしたり手間がかかる!また、素手でカニに触る事もあるので衛生的に少し不安。ゴミが増える等など…。そこで便利なのが「カニの缶詰」です。ゴミも少なく、食べやすくほぐしてある、カニ脚を買うより安価で長期保管ができるからです。

普段なら「カニが食べたい」「ちょっと価格がね~無理だよ」と言って「かにかま」を使います。でも年末年始くらいは「カニ缶を使うか」と私も少々、浮かれ気分で使ってしまいます。

今回ご紹介するのは、材料2つで「柔らかい」「食べやすい」「体も温まる」1品です。介護食関係なく、体調が優れない時にもおススメの料理です。

【材料】

・豆腐(木綿、絹どちらでも):食べやすい大きさに切る。めぐねこ家ではさいころ切りにします。

・カニ缶 1缶

・白だし 小さじ1杯

・片栗粉 大さじ2杯+水 大さじ2杯

・胡麻油:少々

【作り方】

1.切った豆腐を鍋に入れ、水(分量外)を注いで火にかけます。水の量はお好みですが、カニの風味をより感じたいときは豆腐が軽く浸るくらいにします。

2.沸騰したら、カニ缶を汁ごと入れ、白だしを入れます。味をみて塩か醤油で味を整えます。カニの出汁が効いているので、塩分は控えめでも十分美味しいです。

3.片栗粉と水で水溶き片栗粉を作り、鍋に入れてとろみをつけます。

4.2~3分しっかり火を入れてとろみをしっかり付けて、仕上げに胡麻油を少々垂らして完成です。

味変をしたい場合は、わさびを後乗せにすると見た目もきれいで、大人の味になります。お正月用に三つ葉があれば飾るのもキレイですが、食べやすさを優先すると無くてもいいと思います。 (下記写真はイメージです)

体も温まる1品でカニもしっかり食べられて、コスパも抜群です。カニ缶1缶と豆腐なら千円あれば家族が楽しめます。もっと豪華にしたい場合はカニ缶を贅沢に2缶使用してください。その時は、1つは鍋に入れる用、1つは盛り付けた後にカニを盛り付ける用にすると見た目の「カニ感」がよりアップします。カニ缶の汁は2缶分鍋に入れましょう。

普段は「かにかま」で作る事が多いですが、カニ缶なら安いときに購入しておけますし、ゴミも最低限で済みます。なにより介護食を食べている人でも食べやすいです。介護食を食べている人も、そうでない人も同じものを食べられるので手間もかからずおススメですよ。

※「カニ」はアレルギーの表示義務の特定原料に指定されています。アレルギーのある方は摂取には十分気をつけて医師や看護師さんにご相談ください。

介護頑張る栄養士/ライター

栄養士。家族の介護をきっかけにスーパーやコンビニで手軽に買える食品で介護食を作っています。むずかしいと思われる介護食を美味しく、簡単に、お金をかけずにをモットーに作っています。また自分の経験をもとにライター活動もしています。

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