静かな住宅街の中に、ひっそりと佇む知る人ぞ知るお寿司屋さん【六山（ろくさん）】。大将が握る大ぶりのネタが特徴のこのお店は、地元の常連客に愛され続けています。

住宅街にあるのに次々と人が集まるお寿司屋さん

小田急線鶴川駅から歩くと約13分。住宅が並ぶ道路沿いにある同店は、ぱっと見は普通の家に見える佇まい。看板がなければここがお店だとわからないかもしれません。営業時間になると次々と人が入っていくのには理由があります。

人気の一つは1日限定10食の「日替わり丼（1100円）」。日により中身が異なる丼は、仕入れ状況により当日の朝決めているのだとか。筆者が訪れた日は「まぐろ丼」。既に売り切れていて食べられなかったのが残念...。ちなみに一番人気の地魚丼（海鮮丼）は、この週だけで3回出ていたそうです。

店内は4,5名座れるテーブル席が複数と、カウンター席、それと10人ほどが座れそうな大きなテーブルがある半個室があります。店内は筆者が訪れた平日13時すぎは3分の1くらいが空いていましたが、開店直後は満席になることもあるのだとか。※写真は人がいなくなった閉店間際に撮影しました。

ランチメニューは4種類。

• 日替わりランチ（平日のみ） 1100円 ※限定10食
• ランチにぎり（にぎり9カン） 1650円
• ランチ1.5人前（にぎり11カン） 2200円
• ランチコース 3000円

全てのメニューに小鉢と味噌汁が、「ランチにぎり」と「ランチ1.5人前」にはさらに茶碗蒸しかサラダ、ランチコースには小鉢と味噌汁に加えて茶碗蒸し、サラダ、デザートが付きます。

平日のみの日替わりランチ（限定10食のどんぶり）は売り切れていたので、筆者が選んだのは「ランチにぎり（1650円）」。にぎり9カンに小鉢と味噌汁が付いていて、さらに茶碗蒸しかサラダを選べます。筆者は茶碗蒸しを選択。それがこちら。

小鉢もしっかりと量があり、味噌汁は具沢山。豪華なランチに、まずは目で見て満足。茶碗蒸しが付いているのも嬉しい。

9カンのにぎりはどれもネタが大きい！

最初のネタは、とろ〜りとろける中トロから。かろうじて箸で持ち上げていますが、重くて落ちそうだったので他は箸で持つのを諦めて直手でいただきました（笑）。どれも口の中でとろけていく...。美味しい。

サーモンは口の中でとろけて、えびはぷりっぷり。ひとくちずつ、最後の一口まで味わいながらいただきました。満腹...。ごちそうさまでした〜。

美味しいお寿司を住宅街でいただけるとは。また一つ、素敵なお店を見つけて満足して帰りました。次は人気の日替わりどんぶり（地魚丼）を食べてみたい。

取材協力：六山大将、スタッフさま