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【町田市】もっちり麺は一度食べたらやみつきに!本格中華「辛旨スパイス」が絡む「絶品汁なし担々麺」

tamamim旅するフォトライター(町田市)

昭和の香りが漂う「仲見世商店街」の近くにさりげなく佇む本格中華食堂【熱血食堂すわ】。看板メニューの一つ「汁なし担々麺」は、旨辛味がクセになる人気商品のひとつです。もっちりとした麺の食感に、香り高い特製ラー油が絡み合う絶妙な旨辛の味はリピーターが多く、クセになる味わい。

昭和の面影を残す商店街の目の前にある中華食堂

仲見世商店街入り口の目の前にドーンと建つ【熱血食堂すわ】

お店の前にあるメニューを見ると「麻婆豆腐定食(ライス・スープ・小鉢付き)980円/税込」「油淋鶏定食(ライス・スープ・小鉢付き)1,080円/税込」など、どれもお財布に優しいお値段。本格中華をランチでこの価格で食べられるのはここ昨今では珍しい。

店内は厨房を囲むようにカウンター席があり、壁沿いに4人掛けのテーブル席がいくつかあります。黒板にはおすすめメニュー以外にかわいいイラストが描かれていて、女性一人で入ってもほっと和みます。

メニューの種類が多いので迷ってしまい、女性のスタッフさんに聞いたら笑顔で「どれも美味しいから迷いますが...」と勧めてくれた一つが「汁なし担々麺(税込1,000円)」。他にも辛麺は「マーボー麺(税込980円)」「サンラー麺(税込980円〜1150円)」「担々麺(税込980円〜1150円)」などがあります。150円プラスで麺を大盛りにできます。

本場中国式の担々麺「汁なし担々麺」を実食

人気の「汁なし担々麺」はこちら。

このボリューム、伝わるでしょうか...。麺も具もモリモリ!

「担々麺」は、中国四川省発祥の麺料理で、挽肉やザーサイなどの具材をのせた辛口の料理のこと。担々麺には中国式と日本式の2種類があり、本場の中国式は花椒(ホアジャオ)とラー油の風味を利かせた醤油ベースのタレを麺に絡めて食べるのが一般的で、汁なしが基本だとか。


中華山椒は「痺れの四川漢源山椒面」「香りの江津青花椒面」の2種類があり、より辛くしたい場合は、ラー油を加えます。

麺は太めでもっちり。見るからに美味しそうな麺は、茹で加減が絶妙で食べごたえがあり美味しい。旨辛味のひき肉が食を進めます。食べても食べてもなくならないこの量は、食べ盛りの学生さんや男性には嬉しいのではないでしょうか(笑)。

オーナーによると、「汁なし麺」は普通の麺より量が多く、通常の汁ありの麺では一人当たり150gのところを、250g使っているそうです。実際使っている麺を見せていただきました(ありがとうございます)。

最初に「女性には多いかもしれないので、食べきれなかったらテイクアウトもできますよ」と言ってくれたオーナーの言葉に甘えさせていただきました。1/3のほどをお持ち帰りに。

「時間が経つと麺がくっついてしまうかもしれません」と話していましたが、自宅に帰り電子レンジで温めても麺のくっつきはなく、もっちり美味しいままでした。太麺が好きな筆者は「汁なし担々麺」がすっかり気に入りました。


ところで、お店の「熱血食堂」の由来、気になりませんか?オーナーの熱意がこもった意味が込められているに違いない!と意気込んで聞いた筆者でしたが、答えはシンプルなもの。「その当時、四字熟語が流行っていたから」と...。

そんな気さくなオーナーと笑顔が素敵なスタッフさんがいる本格中華のお店へ、ふらり寄ってみてはいかがでしょうか。

【熱血食堂すわ】
住所:東京都町田市原町田4-3-7本橋ビル1階
電話番号: 042-726-9480
営業時間:月火木金土 11:00-21:30 / 日11:00-21:00
定休日:水曜日
駐車場:なし
アクセス:小田急線町田駅から徒歩約8分/JR横浜線町田駅から徒歩約2分
URL:X

取材協力:熱血食堂スワオーナーさま、スタッフさま

旅するフォトライター(町田市)

旅ブログ「旅とカメラと日々の雑記帳。」にて旅のお役立ち情報を発信中。渡仏歴17回フランスの田舎を巡り暮らすように旅することも。Nikonのミラーレスカメラを愛用。行ってみたいと思えるような町田市の魅力をお届けいたします。第57/59富士フィルムフォトコンフォトブック部門優秀賞受賞。2024年2月/3月度MVA受賞。

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