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浦和レッズが伊藤敦樹の劇的逆転ゴールで上位対決の広島戦に勝利する

椛沢佑一浦和フットボール通信編集長(さいたま市)

明治生命J1リーグ第11節。浦和レッズはホーム埼玉スタジアムにサンフレッチェ広島を迎えての一戦となった。この試合、浦和レッズは前節で得点に絡んだダヴィド・モーベルグと、リーグ初ゴールを決めたホセ・カンテと先発で起用して挑んだ。

試合は前半、ハイプレスから主導権を握る広島と、早い攻撃でチャンスを作る浦和の展開となった。しかしお互いに決定機までは作ることができず。前半はスコアレスで折り返した。

後半、早々の50分に試合が動く。裏に抜けだした広島のMF川村拓夢のシュートをGK西川周作が一度は弾くも、そのこぼれ球をMF森島司が詰めてゴール。広島に先制ゴールを許した。1点を追う浦和は、67分に興梠慎三、ブライアン・リンセン、大久保智明の攻撃カードを3枚替えで投入。これで攻撃の迫力を増すと73分に、モーベルグのパスを受けたキャプテンのDF酒井宏樹が同点ゴール。1-1とした。

ここから上位対決らしい一進一退展開となる。そして92分、酒井宏樹のクロスをリンセンが折り返すと、このボールを伊藤敦樹がボレーシュートで決めて勝ち越し。2-1とした。試合はこのまま終了。浦和レッズがサンフレッチェ広島との上位対決を劇的勝利で下して、勝ち点を27に伸ばして、暫定4位に浮上した。

浦和フットボール通信編集長(さいたま市)

サッカーの街と人を応援するFANZINE「浦和フットボール通信」編集長。フリーマガジンを年5回発行。ウェブサイト「浦和フットボール通信」「浦レポ」「埼玉サッカー通信」で、浦和レッズの情報から、埼玉のサッカー情報、サッカーの街の情報を発信しています。また「浦和フットボール映画祭」など、サッカーイベントなどもプロデュースしています。

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