【富士宮市】子猫園ベルソーデシャトンズ『保護猫たちのパネル展』が市役所で開催されています!
私の家にはちょっと大きめの茶トラがいます。5年前の4月12日に保護した捨猫です。
「何とか生きて欲しい!」その思いで、ほとんど寝ずに世話をしました。
1日に何度もミルクを与えて、排出を促して…子猫を育てるのは並大抵ではありませんでした。
5年前のことを思い出し、『保護猫たちのパネル展』の「命を救うのに理由なんてない」と言う言葉に、つい目を潤ませてしまいました。
『保護猫たちのパネル展』では富士市の市民団体『子猫園ベルソーデシャトンズ』が今まで保護した280匹あまりの子猫の写真をはじめ新しい『ずっとのお家、ずっとの家族』のもとで幸せに暮らす写真などが展示されています。
子猫園の『berceau de chatons(ベルソーデシャトンズ)』とはフランス語で『子猫のゆりかご』と言う意味だそうです。
『子猫園ベルソーデシャトンズ』は、保健所から連絡をもらったり、保護主から助けを求められたり、放っておくと命を失ってしまいそうな子猫を保護したり、乳飲み子の2時間おきに授乳排出の補助、体温調節、体調管理などの育児、治療、そして体調の整った子達から里親を探す活動をされています。
子猫たちの幸せを願って新しい家族へ送り出す気持ち、そして思いが報われずお星さまになってしまった子猫たちへの赤石朔さんの言葉が綴られている掲示もありました。
お母様と一緒に小学生の頃から子猫を保護して里親を探す活動をされている中学生の赤石朔さんが仔猫を抱いている姿のパネルには「…尊い命を平等で大切に守られる世の中になるように、今できることを考えていきませんか?…」と記されていました。
守れる力がある私達は『尊い命を平等に守って行く』義務があるのだと、その言葉で考えさせられました。
単純にかわいいと愛でるだけでなく命の大切さ、そして自分達に今何ができるのかを考えさせられる『保護猫たちのパネル展』。
市役所では20日(木)まで開催されています。
保護猫たちのパネル展
場所:富士宮市役所1階市民ホール
住所:富士宮市弓沢町150
期間:2023年4月10日~4月20日
時間:8:30~17:00