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【京都市左京区】陶板で焼かれたアッツアツカレーはスパイシー&コクウマ「カレー専門店 大文字」

loose自営業(京都市)

湿気が少なくて、風も爽やか。とても快適なある意味6月っぽくないある日のこと。プラプラしていて偶然見つけたのが今回のお店「カレー専門店 大文字」さんです。

時刻はちょうどお昼時。空腹を抱えて白川通を歩いていると、ふと脇道に黄色い看板のお店を見つけました。キレンジャー思想の持ち主だけに、黄色い看板はすなわちカレー屋さん。フラフラと吸い寄せられるようにお店前へ。と、やはり「カレー専門店」の文字が! この運命の出会いを逃す手はあるまいて。早速入店いたしましょう。ん……。

今週のカレーは、甘辛ミンチを玉子でとじた一皿とのこと。こちらもちょいと気になりつつ、お店へ入ります。

店内はこんな感じ。カウンター席と2人がけのテーブルが4つかな? 写真には写ってませんが、4人がけのテーブルも1つありました。BGMは静かなジャズ(だったはず)。

入り口すぐの場所には「これまでの週替りカレーのいろいろ」が貼られております。パッと見ただけでは、どのカレーが何カレーかはわかりかねますが、いろんなタイプのカレーが並んでます。とにかくこれまでも長らくオリジナルで週替りカレーが提供されていたということですね。

早速メニュー表を拝見しましょう。おお! オリジナルカレーが580円!! この令和の時代に……って、この間の大黒ラーメンさんで一通り驚いたので、今回は落ち着いて、と。「バターチキンカレー」というインドっぽいメニューがあるかと思えば、40年前から親しまれてきた、その名も「昔ながらの大文字カレー」は欧風とのこと。バリエーション豊かじゃありませんか。

裏面を見ると、ランチタイムには200円でソフトドリンク+コールスローサラダがセットにできる、と。トッピングメニュー、ドリンク、アイスクリームも用意されております。

そしてもう1枚のメニュー表がこちら。石焼風の特製焼カレーですと! 普通のカレーももちろん大好きなんですが、あのアッツアツの器に入れられた焼カレーもまた負けず劣らずおいしいんですよね。しかも「こんがり焼けたチーズに温玉入!!」ときた! 一番スタンダードっぽいオリジナルカレーに傾きかけていましたが、陶板に熱せられたチーズ&温玉の誘惑には勝てません。ここは陶板焼カレーのスタンダード、プレーンをお願いしましょう。

待つことしばし。来ました! 陶板焼カレー プレーン750円です。湯気が出てるのがわかるかなぁ〜わかんねぇだろうな〜。焼き目のついたチーズと香り立つカレーの組み合わせは、もう見てるだけでダメになりそう……。すぐに食べちゃうのだから! そうそう、右後ろで恥ずかしそうにしてるのは大根の酢漬けです。お口のリセットにとてもいい具合のはず。

ルーはスパイスを感じさせつつ、コク深い王道欧風カレー。熱々なのでハフハフ言いつつ食べ進めます。そんでもってプレーンと言っても、ビーフがしっかりコロコロリ。噛めばほどよい食感でほどけていく、エエ煮込まれ具合してますわ〜。

ちょっと崩れてしまっててごめんなさい。そしてトピックのチーズ&玉子がこれまた! 熱々スパイシーなライス&ルーをチーズと玉子がやさしく包み込みよるんですわ。それが口のなかでひとつに溶け合いよるんですわ! とにかくうまいんですわ!! 勢いまかせに食べてしまいそうなところを、ハシヤスメ・ダイコ(ン)が、思ったとおりこれまたいい感じにリセットしてくれました。うーん、あっという間に完食。あ、ちなみに大盛り無料だったので、大盛りにさせてもらいましたよ(注文時に忘れてて、しばらく経ってから慌てふためいて大盛りをお願いしました、対応してもらえてよかった)

たまたま見つけて大当たりだった「カレー専門店 大文字」さん。白川通から少し西へ入ったところ、今出川と丸太町なら、今出川から下った方が少し近い感じです、ちょっと距離ありますが。最初に食べよかなと思ってた激安のオリジナルカレーも気になるし、インドテイストのチキンカレーも食べてみたい、いや今回は見送った週替りカレーも見逃せない……というわけで、おいしいカレーをいただきに、またお邪魔したいと思います!

カレー専門店 大文字
住所/京都市左京区浄土寺下馬場町83
電話番号/075-771-5412
営業時間/11:00〜18:00
定休日/木曜

自営業(京都市)

京都在住。飲食店やイベントなどを取材して、記事を作っています。食べること、飲むこと、どこかへ行くことが好きです。

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