日本の南に大きな雲域が発生中 今後北上の可能性もあり、動向に注意
あさって16日(金)に低圧部が発生予想
タイトル画像にある通り、日本の南の赤丸の中に気になる大きな雲域が発生中です。
気象庁が発表している実況天気図によると、きょう14日(水)午前9時の時点で、この雲域付近では特に目立った熱帯擾乱(ねったいじょうらん)は解析されていませんが、あさって16日(金)午前9時の予想天気図では、Lマークが予想されており、熱帯育ちの低圧部が発生する予想です。
低圧部とは周囲よりも気圧が低く、雲の循環は認められるものの、その中心位置がハッキリとしない熱帯擾乱のことで、中心位置が認められれば熱帯低気圧に名前が変わります。
夏季に日本の南やフィリピンの東で発生する低圧部は、熱帯低気圧を経て、台風に発達することも多いため、低圧部の発生後はその動向に十分注意する必要があります。
気象庁のモデルによると、この低圧部は週末から週明けにかけて、沖縄や奄美方面へ北上する計算となっていますが、その後の動向は非常に不確実な状況です。
JTWCでも要監視の雲域に
JTWC(アメリカ・ハワイの米軍合同台風警報センター)による発表では、きょう14日(水)午後3時の時点で、この雲域は監視対象であり、今後24時間以内に発達する可能性も高まってはいるが、発達するにはおそらく24時間以上かかりそうなものという意味合いのMEDIUMという情報が付加されています。
NOAAのGFSモデルでは?
参考までに、NOAA(アメリカ海洋大気庁)が発表しているGFSモデルによると、今ある雲域の東側で熱帯低気圧が発生し、おそらく台風の勢力として、週末にかけて日本の南へ北上してくるような計算を出しています。
これはあくまでも参考であって、諸外国を含めた種々の計算の中でも最も雲域の発達が早く、しかも最も日本を指向するような計算と言えるものですが、こうならないにしても、週末から週明けにかけて、まとまりながら日本の南を北上してくる可能性は十分に考えられます。
今後の動向には注意が必要です。