「うちの子、全然人の話を聞いてない!」臨床心理士が教えてくれた、子どもが返事をしない意外な理由
双子のアニくん・オトくんを育てながら、育児マンガを描いているさくらいえまです。
今回は子育てでありがち(?)な【あること】について、カウンセリングで臨床心理士さんから聞いた話をまとめました。
本編
子どもが親に返事をしないのは「甘えているから」らしい
わたしが何度呼びかけても、子どもたちが返事してくれないときがあります。それは
- テレビを見ている
- 遊びに集中している
…など、だいたい【子どもが何かをしている】とき。
子どもたちが返事してくれそうなタイミングを見極めて声をかければよいのですが、急いでいるときは子どもの状況を気にせず声をかけてしまって
- 何度も呼びかける
- 子どもたちからお返事がない
- わたしが勝手にイライラしてしまい、「もういい!」と突っぱねる
…という状況になってしまいます。(ちなみに何度も声をかけているので、わたしの声は子どもたちには届いている様子)
それをカウンセリングで臨床心理士の先生に話したら、「実は返事をしないのは、親子間ではいい反応」なのだそう。「返事をしなくても、親からの愛情はなくならない」とわかっているから返事しない、とのお話を聞いて、納得すると同時に少し気が楽になりました。
返事をしてもらうなら、親が話しかけるタイミングも大切
この内容をSNSに投稿したところ、【子どもの頃あまり返事をしないために親から注意されていた】という方数名からコメントをいただきました。
- 集中しているときはその世界に入り込みすぎてしまい、周りの声が聞こえなくなる
- 身体に触れてから話しかけてもらうと気が付く
…とのことで、わが家の双子も自分の世界に没頭しているときは聞こえていないか、聞こえていても返事が面倒になるのかもしれないと感じました。
話しかけるタイミングと、こちらの呼びかける姿勢も大切そうです。
信頼関係を築けている証拠と思えば、楽になれるかも
子どもたちに声を掛けるタイミングは見計らいたいですし、「聞こえているなら、お返事してくれないと寂しい」と折に触れて伝えていますが。それでも返事がないときは、親子間の信頼関係がきちんと築けてる証拠だと思えば、子どもの反応にイライラしすぎることもなくなる…かな?
ちなみに「大人でも同じ理由が当てはまるのか」というご質問もいくつかいただいたのですが、わたしが臨床心理士の先生にお伺いしたのは子どもの行動に対してのものです。大人でも同じ理由が当てはまるかどうかはわかりかねますので、ご了承ください。