ステンレスボトルを冬キャンプの暖房として使う方法!単層構造なら湯たんぽ にも水筒にも使えて一石二鳥!
冬キャンプの寒い夜、体が冷え切ってしまうとフカフカの寝袋に入っても体が なかなか暖まらない事があります。
いくら厳冬期用のシュラフでも保温効果が高いだけで、寝袋自体が発熱することはありませんからね。
そんな時は、就寝前に湯たんぽ をシュラフに入れて暖めておくことで体の冷えを緩和させることが出来ます。
湯たんぽ と言っても色々な種類がありますが、今回はスリムなステンレスボトルを湯たんぽ に流用する方法を紹介します。
単層構造(シングルウォール)のステンレス製ボトルなら直火でお湯が沸かせて手間がかからず、水筒としても湯たんぽ としても使えるので一石二鳥なのです。
直火でお湯が沸かせる
ステンレスボトルと言うと二重構造のイメージがありますが、ここで使用するボトルは単層構造(シングルウォール)ですのでお間違え無いようにして下さい。
無塗装でシングルウォールのステンレス製ボトルは価格がリーズナブルな事も良い点です。特にメーカーで直火可能と謳っている商品がおススメです。
湯たんぽ としても使うなら最低1リットルの容量があると良いでしょう。
お湯の容量が多いほど保温時間が長く持続しますからね。
ただ、1リットルサイズ以上のボトルは細長い形状になる傾向があるのでキャンプ用ストーブで加熱する時は転倒防止の対策が必要になります。
お湯が沸騰したらボトルをストーブから下ろします。
この時、お茶パックを水筒に入れておけば翌朝には お茶も飲めます。
あと、注意点としてキャップをする時に お湯が溢れる状態まで満タンにしておきます。
何故なら、ボトルの中に空気が残っているとお湯が冷めた時にボトルが凹んだり、キャップが内圧差で開かないことがありますので。
ボトルを保温する
熱湯の入ったステンレス製ボトルを収納ケースに入れただけでは、熱が金属製ファスナーに伝わって火傷をする恐れがあります。
そこで、コットン製のタオルを巻いて保温します。
もちろん、ボトルケースの上からタオルを巻いても良いでしょう。
そして、タオルを留める時は面ファスナーを使うと肌触りも良くて おススメです。
百均の面ファスナーを一巻き持っておくとキャンプでは何かと役に立ちますよ。
保温時間
1リットルのステンレス製ボトルを湯たんぽ として使った際の保温時間はシュラフの性能によっても変わりますが、厳冬期用のシュラフの中で使った場合は氷点下の気温でも朝まで暖かさが持続しました。
翌朝、ほんのりと温かいお茶を飲むことも出来ます。
もちろん、沸かし直して熱いお茶を飲んでも良いでしょう。
最後に
最近は色々なメーカーからシングルウォールのステンレスボトルが発売されているので自分のお好みでチョイスすると良いでしょう。
ヤカン、水筒、湯たんぽ としてマルチに使えるシングルウォールのステンレスボトル、おススメです。