【都城市】絶景!150年前に植えられた参道のさくら並木は今が満開。母智丘神社からの桜を見てみて!
こんにちは、ベーグル犬885です。
先日『もちお桜まつり』に行った時に、母智丘神社にも登ってきました。
咲いてすぐ散る桜だからこそ
標高250メートルの所にある母智丘神社。
とても暖かく、晴れていたこの日は、お花見日和。さぞ神社からの眺めも美しいだろうとは思いつつも、長い階段を登るのには覚悟が入ります。しかし、今しかない絶景を楽しみたい気持ちが今回は勝ちました。
登りは遊歩道、下りは階段
ここの階段はとっても長く、不規則な段差の階段が連続するところがあるため、普通運動をしていない方が上ると翌日は筋肉痛になることもあるほどです。
でも、どうしても桜並木を上から見てみたかったので今回は頑張りました。
登りは時間はかかりますが、少しの階段と緩やかな坂である遊歩道から登りました。
車社会の都城に住んでいると、階段を登るなんて家の中ぐらいで、階段に使う筋肉がほぼない筆者。
とてもとてもこの長い階段は無理…。無理は禁物!
階段の入り口の鳥居と広場の間にある遊歩道から登っていくと、
途中で分かれ道が…、ここは『サルスベリの森』方向へ
しばらく行くと、両脇にサルスベリの木が植えてある道。
母智丘神社(もちお)神社の裏につきました。
「石嶺稲荷大明神」
本殿より昔からある稲荷神社だそうです。
母智丘神社
大昔のことであり明確でありませんが、母智丘神社は徳川時代の中頃まで稲荷石と、ほら穴が知られておりその後神社ができたとのこと。
幕末に日向都城地頭として派遣された三島通庸氏(明治2年(1869年)9月〜明治4年11月の2年間)が訪れ、神道復興策として荒れ果てていた神社を郷社として整備したと書いてあります。参拝客のために参道も整えて桜も植樹したそうです。今から150年も前の廃藩置県が行われる直前のお話です。
その時に植え始めた桜が今の『もちお桜まつり』につながっているのですね!
(三島通庸は日本の初代警視総監で、息子には日本初のオリンピック代表選手三島弥彦がいます。)
登って疲れた体に嬉しいお茶と黒砂糖が社務所の所にの前に置いてありました。無料です。
絶景
神社の横にある展望台からは都城盆地の春が一望できます。
歴史や地図が好きな筆者はこの景色が大好きです。
三島通庸氏もここからの景色を見て、ここに立派な神社を建てようと思ったのかもしれませんね。
その時に植えた桜並木が今では「日本のさくらの名所100選」に選ばれていますよ!と教えてあげたいです。
母智丘神社までの2キロに渡る長い参道の桜並木は満開で美しく最高の景色でした。
展望台の真下で、その風景を眺めながらカップルがお花見ピクニックをしていました。
こんなデートいいですね♪
なんだか幸せな気持ちになりました。
帰りは階段で降りました。
母智丘の桜今が見頃です。お早めに。
参道や公園だけでなく、ぜひ神社まで行ってみてはいかがですか?