【日本人には謎】韓国ドラマによく出てくる不思議な行動!Part132:お弁当の定番はキンパプ 他
みなさん、こんにちは~!
いつもご覧いただき、ありがとうございます!
今回も「韓国ドラマによく出てくる不思議な行動シリーズ」についてご紹介していきます!
これまでにお届けしたシリーズをまだ読んだことのないという方は、ぜひ、この機会に読んでいただけると嬉しいです^^
そういえば、段々と暖かい日が増えて来ましたね!
ぽかぽかしていて気持ちのいい春は、外に出掛けたくなりますよね~♪
お花見はもちろん、ピクニックやハイキングにも行きたくなります。
ピクニックやハイキングといえば、忘れちゃいけないのが「お弁当」ですよね!
日本では「キャラ弁」なんていう言葉もあるくらい、独特のお弁当文化があります。
韓国ドラマでも、彼女が彼氏のためにお弁当を作ってくるシーンが度々出てきますが、韓国では、どんなお弁当が食べられているのでしょうか?!気になりますよね!
また、お弁当にはどんなおかずが入っているのでしょうか?!
今回はそんな「お弁当事情」を探っていきます!
「韓国は普段お弁当を食べない?!」
韓国では、保育園(幼稚園)から高校まで給食があります。
たしかに韓国ドラマの中で、高校生も給食を友達と食べているシーンって出てきますよね。
なので、子供たちにお弁当が必要な日は、校外学習や遠足、運動会など特別な行事がある日だけです。
また、韓国の人は冷たい食事を好まない人が多く、食事は温かいものをみんなで食べるという考えが強いんですよね。
なので毎日職場にお弁当を持っていくという人はほとんどいません。
ランチタイムには、職場の同僚と近くの食堂などに食べに行くことが多いです。
韓国では子供から大人まで、お弁当を食べる機会って日本と比べると少ないんですね~!
「韓国のお弁当の定番はキンパプ?」
韓国のお弁当といえば、「김밥(キムパプ)/海苔巻き」ですね!
子供たちの遠足には、この「김밥(キムパプ)/海苔巻き」が欠かせません!
「김밥(キムパプ)/海苔巻き」とフルーツを持っていくのが、子供たちの遠足の定番です。
そのほかのお弁当というと、「유부초밥(ユブチョパプ)/いなり寿司」や、スパムをのせた「スパムおにぎり」、ご飯と具材をパタパタとたたんで作る「おにぎらず」のようなものもお弁当によく持っていくメニューなんだそうですよ。
日本では、お弁当というと数種類のおかずが詰められていることが多いですが、韓国では、海苔巻きやおにぎらずのように、ご飯と具材が一体となったものがお弁当のメニューに多い傾向にあります。
そのため、ひとつのお弁当に入っているおかずは日本と比べると少な目かもしれません。
「韓国のお弁当の定番のおかずは?」
韓国の家庭では、「밑반찬(ミッパンチャン)」という作り置きのおかずがよくつくられます。
「밑반찬(ミッパンチャン)」の種類はとても豊富で、韓国のオモニたちは、この「밑반찬(ミッパンチャン)」をお弁当にも上手に活用するんですよ。
お弁当の定番のおかずには、こんなものがあります。
・계란말이(ケランマリ)/玉子巻き
日本でいう玉子焼きですね。韓国では「玉子巻き」といいます。
日本でもお弁当によく入っている定番のおかずですが、韓国でも同じなんですね。
細かく刻んだ野菜が入っていたり、すりおろしたニンニクやゴマ油が入っていたり、日本の玉子焼きよりもボリューミーな感じです。
・메추리알 장조림(メチュリアル ジャンジョリム)/うずらのたまごの煮物
うずらのたまごを醤油で味付けして煮たものです。
ニンニクの風味でご飯が進みます。
牛肉と一緒に煮た「소고기 장조림(ソコギ ジャンジョリム)」も人気のおかずです。
醤油と砂糖の甘辛い味がしみ込んだ牛肉は、白いご飯によく合います。
김치볶음(キムチポックム)/キムチ炒め
キムチを切って、酒や砂糖などの調味料で味付けして炒めたものです。
韓国では毎食食べるといっても過言ではないキムチですが、汁漏れの心配もありますし、そのままお弁当に入れるのはさすがに難しいですよね。
炒めて汁気を飛ばしたキムチポックムならお弁当のおかずにもピッタリ!豚肉、ツナ、ハムやスパムを一緒に炒めることもありますよ。
日本でお弁当にキムチを入れるというのは、ちょっとハードルが高いですよね笑
韓国ならではのお弁当のおかずですね。
・멸치볶음(ミョルチポックム)/小魚の炒めもの
小魚を醤油や水あめで炒めたものです。
青唐辛子や松の実やクルミなどのナッツが入っていることもあります。コチュジャンで味付けされた「고추장 멸치볶음(コチュジャン ミョルチポックム)」もあります。
カルシウムたっぷりでヘルシーなおかずですね。
・오징어 진미채(オジンオ チンミチェ)/さきいかの和え物
日本ではおつまみとして食べるイメージの強いさきいかですが、韓国ではコチュジャンやおろしニンニク、水あめなどで和えて、おかずとしても食べられているんですね。
コチュジャンの辛さと水あめや砂糖の甘さが絶妙にマッチしていて、ご飯にもよく合うんですよ。
いかがでしたか?
今回は、韓国のお弁当事情と定番のおかずを5つ紹介しました!
韓国のお弁当というと「김밥(キムパプ)/海苔巻き」のイメージが強いですが、こんなおかずがお弁当に入っているんですね!
「밑반찬(ミッパンチャン)/作り置きおかず」を上手にお弁当にも活用するという、韓国のオモニの知恵も垣間見られました。
これからの行楽シーズン、韓国のおかずが入ったお弁当を持ってお出かけしてみてはいかかでしょうか?
それでは、またお会いしましょう~^^
ーーー
今回の記事で韓国・韓国語に関心を持たれた方がいましたら、YouTubeで私と一緒に韓国語を学んでみませんか?
全くのゼロからでも学べる、無料の韓国語講座を配信中です!