普通の車で車中泊を始めよう!初心者が最初に揃えたい寝具など6つの車中泊アイテム
こんにちは!キャンプ系動画を配信している「かの地から」しーまんです。
外出するのが大好きな僕は、軽バン(ハイゼットカーゴ)をDIYで改良して「車中泊」も楽しめるようにしています。
最近、久しぶりに車中泊をする機会があったので、初心に戻る機会が得られました。
これから車中泊を始めたいという人もいると思うので、今回は最初に揃えるべき物をピックアップしてみようと思います。
フルフラットのスペースを作ろう
車中泊というだけあって、寝るスペースは必須です。
フルフラットにできる車種であれば問題ありませんが、フルフラットにならない場合は段差があって寝られません。
そこで、床をフラットにすることで寝るスペースや、足を伸ばせるスペース、荷物が置けるスペースを確保する必要があります。
フラットにしなくても車内で過ごせますし、寝れる…んですが、腰をやられることも。
フルフラットにする方法としては、ベッドキットを組むのが一般的かもしれませんが、車種別に設計されているだけあって高価です。
安く済ませたい場合は上記写真のように、自作でベッドを組んだりするのも良いですよ。
車内に据え置きにして常時車中泊仕様の車にするのか?車内から外すこともあるのか?を考えてフラット化を進めよう。
マットレス等を用意しよう
まず最初にフラット化したら、次はマット類を用意して座り心地、寝心地のよい状態にします。
最初からほぼフルフラットになっている車種の場合は、そのままマットを敷いても良し。
マットには
- エアマット
- ウレタンなどを使用したマットレス
- インフレーターマット(空気入れの必要ないエアマット)
などがあります。それぞれに、
- エアマット→畳めばコンパクト。空気を入れる必要がある。
- ウレタンマットレス→コンパクトにするのは難しい。寝心地が良い。
- インフレーターマット→ある程度コンパクトになる。寝心地が良い。
という特徴があるので、自分にあった物を選ぶと良いでしょう。
個人的には収納を考えると、ある程度コンパクトになって寝心地の良い、インフレーターマットが好きです。
マットも、常時置いておくのか?車内から出す場合は置き場はあるか?を考えて選ぼう。
寝具を用意しよう
季節により、寝袋が必須の時期もあります。
寝袋を購入したことがなくて、どれを買えばいいのか分からない!という場合は、「快適温度」の部分を見てください。
だいたい5度くらい低めに設定されていることが多いので、「0度まで対応」とあれば5度くらいまでに対応する寝袋と考えた方が無難じゃないでしょうか。
- 5度まで対応→下がっても10度までくらいが快適温度
- 0度まで対応→下がっても5度までくらいが快適温度
- -10度まで対応→下がっても-5度までくらいが快適温度
という具合です。
夏場は寝袋を使うことが高地以外ではあまりないので、3シーズンくらい使える物を選ぶのがベストかなと思います。
当然性能の良い物が高価になってくるのですが、冬は雪の問題もあってスタッドレスタイヤが必須になるので、「極寒の中では車中泊をしない」と割り切って寝袋を購入するという手もあります。
LEDライトを用意しよう
夜の車内は暗いため、車内で過ごすためにライトはあった方が良いです。
車内でのライトには、スマホへの給電もできるような充電式のLEDライトがおすすめ。
ポータブル電源を使用するコンセント式のライトも良いですが、電源が必要になってくるので最初は充電式のLEDライトをおすすめします。
必要なら暖房器具を用意しよう
季節により暖房器具(電気毛布など)も欲しいところですが、ポータブル電源が必要になることと、よほどの場所に行かない限りは我慢できる寒さだったりするので、個人的に暖房器具は必須とは感じません。
一番安い暖房器具としては、湯たんぽが一番コストも低くて良さそうです。
目隠しを用意しよう
先述の「LEDライト」を車内で使っていると、灯りが広範囲に漏れてしまいます。
LEDライトを使う場合は、カーテンやシェードを用意して目隠しをしましょう。
外から見えることなく過ごせるので、とても快適になりますよ。
ポータブル電源について
車中泊で使っている人の多いポータブル電源ですが、これまでに書いてきた物を使う2泊程度までの車中泊であれば、おそらく充電が必要になってくるのは
- スマホの充電
- LEDライトの充電
くらいの物だと思うので、モバイルバッテリーで十分ではないでしょうか。
ポータブル電源は、車内に電気製品が増えてきて、必要になったら購入する…という流れで良いと思います。
キャンピングカーブームが来ている昨今ですが、あえて「今ある普通の車」で車中泊を楽しむ工夫をするのも楽しいです。
今は軽バンに乗っている僕ですが、その前はラパンで車中泊をすることもありました。
色んな車種が工夫次第で「どこでもホテル」になるので、今年は車中泊を始めてみてはいかがでしょうか?
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《プロフィール》
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【かの地から しーまん】
キャンプ歴5年の山口県在住3児の父。
キャンプなどのアウトドアをはじめ、DIYや料理、クロスバイクや車中泊など様々な趣味をYouTubeや各種SNSで発信中。
山口県を拠点として、全国各地に遠征するのが楽しみの1つです。
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