夏にピッタリ?「マルちゃん正麺 カップ ごま油香る鶏だれ冷し」を実食レビュー
夏が近づいてくると冷やし系の麺を食べたくなりますよね。カップ麺でも最近は冷やし麺が増えていてバリエーションも豊かになっています。
2023年5月22日に発売した「マルちゃん正麺 カップ ごま油香る鶏だれ冷し」249円(税抜)もそのひとつ。2022年6月は「マルちゃん正麺 カップ 冷しまぜそば 鶏だし塩」を販売していたので、味などを少し変えてきた模様。
今回購入した鶏だれ冷しは公式HPによると「もちもちとした生麺食感の麺に、鶏の旨みにごま油やねぎの香りを利かせた中華風の鶏だれ冷しまぜそば。」と紹介されています。鶏だし塩は「鶏や昆布の旨味をベースに、にんにくを利かせた、ゆずが香る鶏だし塩味のスープ」とのことだったので、味のテイストはかなり変えてきていますね。
たれには植物油・チキンエキス・しょうゆ・水あめ・鶏脂・食塩・醸造酢・香辛料などが使用されています。
1食(117g)当たり417kcal。炭水化物は69.8gで食塩相当量は4.4g。
カップの中にはたれと鶏肉団子・メンマ・ねぎといったかやくが、小袋で入っていました。
湯戻し時間は5分のノンフライ麺。湯切りをした後、冷水で3回すすげば完成します。
冷水で3回と説明には書いてありましたが、結局麺が冷えず5回くらいすすぎを行いました。さらに余分な水分がかなり出るため、湯切りをきっちりしなければなりません。
きっちり湯切りをしましたが、それでも下の方には結構水分がたまってしまっています。面倒なのでザルで水を切ったほうが早いですね。そうなると、カップ麺の利点がほとんどなくなってしまいますが。
麺はコシがあり、モチモチもしているため、まるで生麺のような食感です。さすがマルちゃん正麺といったところでしょうか。ツルっとした喉ごしにゴマ油が絡み、するする食べることができます。味わいとしてはサラダ麺のような感じでまぜそばっぽくはありません。夏にはいいかもしれませんが、肩透かしを食らうかも。
ミンチ肉やメンマは量も多く、出来栄えも良好です。ただ、カップ下にたまった水のせいかタレの染み込みがいまいちなのが気になるところ。
全体的に美味しい冷やし麺ですが、いかんせん水切りに問題を抱えているところがネックです。これだったら袋麺の「マルちゃん正麺 ごま油香る鶏だれ冷し」の方がおすすめできます。鍋を使えない環境でどうしても冷やし麺を食べたい人はいいですが、ターゲットが限定されていますね…
ごちそうさまでした。