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神戸珈琲物語のアフタヌーンティー、世代を超えて人気があるその理由は【神戸市】

Hinata J.Yoshioka旅するフォト&ライター(神戸市)

神戸珈琲物語のアフタヌーンティーをご存知ですか?サンドイッチ、スコーン、ケーキ、クッキー、珈琲ポットもしくは紅茶ポットが付いて1,570円(税込)と、とてもリーズナブルなんです。

だからと言って決して安っぽい感じではなく、しっかりとひとつひとつの味わいを楽しめる内容。この日は、ひとり用のアフタヌーンティーをオーダーしました。

トマト&玉子、ハム&レタスのサンドイッチは、昔ながらの優しい味わいで喫茶店の安定の味。ふわふわのパンが特徴的です。ここでは店頭でオリジナルの食パンも売っている程なんですよ。

ケーキは5種類ほどの中から選べるようになっています。入り口のショーケースに入っているので、実物を見て決めることもできます。この日は「エスティバル」を選んでみました。

「エスティバル」は、ひとくち頬張ると、濃厚なマンゴーのムースの風味が口いっぱいに広がり、パッションの甘酸っぱさが夏を感じさせる味です。トゥルンとした舌触りといい、とにかく幸福度の高いケーキですね。 

飲み物はコーヒーか紅茶になりますが、どちらもポット出しで出てきます。量も多くて2杯以上入っているのが嬉しいところ。紅茶でミルクを選んだら、ミルクにとても合う濃いめの紅茶が出てきました。

神戸珈琲なのでもちろんコーヒーも美味しいです。私は普段、この店の隣にあるコーヒー豆挽き売り店で豆を買っておうちで飲んでいるのですが、店内で出しているブレンドが特に好きです。

柔らかなスコーンは、クリーム&ブルーベリージャムと。このアフタヌーンティーは食後のデザート感覚で思っていると食べ切れない量かもです。

落ち着いた雰囲気の店内。居留地のあった頃から受け継がれてきた神戸の伝統、ハイカラセンス、そういったものを大切にしているという神戸珈琲物語。

指定農園との契約だからこそ手に入る良質な豆、確かな職人の技と心による焙煎…そのこだわりが感じられる珈琲と、それに寄り添う数々のメニューがありました。

アフタヌーンティーと聞くと特別な感じに思えてしまうのですが、仕事がお休みの日でなくてもお一人様でも、気軽にアフタヌーンティーが楽しめる神戸珈琲。ぜひ一度お試しあれ。

神戸珈琲物語 さんちか店

神戸珈琲物語 さんちか店 (外部リンク)
時間:9:00~20:00 (ラストオーダー19:00、閉店20:00)
定休日: 第3水曜日(1月7月12月を除く)
※アフタヌーンティーセットは終日注文可能

旅するフォト&ライター(神戸市)

旅なしに人生は語れない、ノマド系フォトライター。国内から世界各国まであちこち歩きまわって取材する、体当たりレポートを得意とする。趣味は美味しいもの食べ歩き、料理、音楽、ダンス、ものづくり、イベント企画などなど、気になる物には何でも手を出してしまう。南国気質で、とにかくマイペースな自由人。

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