【橋本市(高野山エリア)】猛暑を乗り切るのに食べてみて。オメガ3脂肪酸など他には無い栄養豊富な野草
一度は食べてみてほしい野草、それは「スベリヒユ」。
田舎に住んでいれば身近にあります。近所に畑があれば、そこに生えている確率が高いです(抜かれていなければ)。
結構身近に自生していて、畑の雑草扱いなので農家さんに嫌われており、採集許可を聞くと「どんどん抜いていって」と逆に採集を喜ばれることも。
食べてみて欲しい理由は3つ
①まずは栄養豊富。 →【栄養豊富】
②ネバネバが美味しい →【食べ方】
③一度採集してきて放置しても、なかなかしおれない →【生育場所】
①【栄養豊富】
畑の雑草として知られる身近な野草でありながら、独特のぬめりと酸味がある強壮食品で、栄養価も高いともいわれている。全草を乾燥させたものは薬用される。
液胞に蓄積されたリンゴ酸に由来する酸味があり、ぬめりのある独特の食感を持つ。
他の野菜と比較してタンパク質(2〜2.5%)が含まれている。
根を除く全草は野菜として、生または乾燥品を食用にできる。
スベリヒユおよびその近縁の種は健康食品としても使われるω-3脂肪酸(オメガ3脂肪酸)を多量に含む植物として知られている。栄養的にも優秀な野草で、ビタミンCやミネラルを多く含む。日本では東北地方や沖縄で野菜として親しまれている。
※医療用途: さらに、最近の研究では、ω-3脂肪酸が健康に良い影響を与える可能性があることが示唆されています。
脳に作用し、うつ病、双極性障害、アルツハイマー病、自閉症、統合失調症、注意欠陥障害、多動性、片頭痛などの症状に役立つ可能性があります。
※一回の食事量で何か変化があるわけではありません。
出典:Purslane - Portulaca umbraticola L.
②【食べ方】
主に若い枝葉や花をつけていない茎の先を茹でてから水にさらし、おひたし、和え物、油炒め、酢の物、煮びたし、汁の実にするが、少しアクがあるので水にさらして調理する。
ポピュラーな食べ方は、辛子醤油和えといわれる。天ぷらやきんぴら、味噌漬けにしてもよい。
食味は口当たりがよく、「ぬめりと酸味が身上」「ぬめりと独特の風味は野菜にはないおいしさ」「酒の肴に向く」と評されている。
※刻めば刻むほどネバネバになります。お好きなところで止めてください。ネバネバが苦手な方は、単なるぶつ切りで使えば良いです。私は適当なサイズに切っています。
茹でてから天日干しにし、乾燥させて保存すると生より旨味が増し、使いたいときに水に戻して利用できる。戻したものは、汁の実、煮びたし、酢の物、炒め物にして食べる。東北地方では乾燥品も市販されていて、山形県では「ひょう」と呼び、茹でて芥子醤油で食べる一種の山菜として扱われており、干して保存食にもされた。また沖縄県では「ニンブトゥカー(念仏鉦)」と呼ばれ、葉物野菜の不足する夏季に重宝される。
別名、オオスベリヒユ、タチスベリヒユ。
日本の地方によって、アカジャ、アカヂシャ、ウマビユ、オヒョウ、ウマビユ、ゴシキソウ、スベラヒョウ、トンボグサ、チギリグサ、ヌメリグサ、ネガタ、ヒデリクサ、ヒョウ、ヒョウナの方言名でもよばれている。 ←日本中で食べられてきました。
中国植物名(漢名)では生薬名にもなっている馬歯莧(ばしけん)のほか、馬歯菜、五行草、酸莧、豬母菜、地馬菜、馬蛇子菜、長寿菜、老鼠耳、宝釧菜など複数の呼び名がある。
ヨーロッパでは、「パースレイン」という名でよばれるハーブで食用にされ、トルコやギリシャでは生または炒めてサラダにする。
③【生育場所】
乾燥耐性があり、畑や路傍、空き地、庭、土手、荒れ地などの日当たりの良い所に自然に生え、よくふえる。農業においては畑作の害草として知られ、全般的に執拗な雑草として嫌われる傾向にあるが、地域によっては食料として畑作もされており、栄養の豊富な食材とも呼ばれる。
④【その他】
栽培種に、花が大きい園芸種のハナスベリヒユ(ポーチュラカ)がある。ポーチュラカの名は、スベリヒユの学名に由来し、スベリヒユはポーチュラカの原種になっている植物でもある。
スベリヒユと同様に生でも加熱しても食用可能。ω-3脂肪酸も多く含み医学的効果も期待される。スープにすると独特のぬめりがある。
出典:Wikipedia
そこらへんに生えているので、一度見つけて目がなれたらどんどん見つけられます。
ぜひ一度は食べてみてください。