【高岡市】慶応元年(1865年)創業「天谷菓子舗」のフワかる食感の絶品きんつばが美味しい
戸出のメインストリート、156号線から一本筋に入ると、老舗のお菓子屋さんや茶道具屋さんが並ぶ、ノスタルジックな通りになります。「戸出七夕まつり」のメイン会場の一つでもある通りです。
ここに慶応元年(1865年)創業の老舗和菓子店「天谷菓子舗」があります。「きんつば」の名店として有名なお店だそうです。
店内には所狭しと様々な和菓子が並んでいます。1人で食べ切りサイズのバウムクーヘンなどの洋菓子もありますね。
ショーケースの真ん中に見つけました。これが「天谷菓子舗」看板商品「きんつば」です。
富山県西部に住む皆さんには見慣れたビジュアルの「きんつば」。一般的にイメージされる「きんつば」とはちょっと違うかもしれませんが、私たちの大好物ですね。
全国的には四角く切った「あん」に薄い衣を付けて6面焼いたものですね。
しかし富山県西部の皆さんにとっては見慣れた「きんつば」といえば、刀の鍔(つば)を模した丸いきんつばでしょう。
しかし、あんや生地の食感や風味は、お店によって様々です。実際にいただいてみましたよ。あんは、滑らかなこしあんですよ。皮は一見厚く見えますが、驚くほど軽い! ふわっとしてます。いただくと、甘さ控えめのあんです。あんと皮が口の中でスッとほどけて消えていきます。私たちには見慣れた形状ではありますが、これは唯一無二の食感と軽さです! 2つ3つと、軽く食べられそうです。店主は5代目、慶応元年(1865年)創業。長年愛される訳です。歴史ある美味しいきんつばです。
年度末は何かと和菓子が必要となる季節です。いろんな方にも贈ってその美味しさで驚かせたい逸品です。そして、戸出は隠れた和菓子激戦区。様々なお店を巡ってみたいですね!