【仙台市宮城野区】外フワフワ、中にコシ。「仙台ご当地うどん」と呼びたくなる美味しさに出会いました!
![](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/hasegawamakoto/article/00422126/top_1679126320438.jpeg?exp=10800)
仙台市宮城野区・若林区を愛する号外NETライターの長谷川誠です。
饂飩。うどん。「日本三大うどん」という名称がありながら、王者讃岐うどん・東北の雄稲庭うどんというメジャーどころに加わる「三大の3つ目」に対して、群馬県の水沢うどん、長崎県の五島手延うどん、富山県の氷見うどん、愛知県のきしめんなどが名乗りを上げ、各地方で「おらほのうどんが日本三大の3つ目!」という熾烈な郷土うどん愛バトルが繰り広げられているという、うどん(※所説あります)
東北といえば、やはり秋田の稲庭うどんが王者の貫禄を漂わせている中ではありますが、先日仙台市は宮城野区福室で「これはもはや仙台ご当地うどんなのでは?」と思えるほどにインパクトのある美味しいうどんに出会ってしまいました…。
![福室の住宅街にあるお店の看板](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/hasegawamakoto/article/00422126/internal_1679127704306.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
そのお店とは、JR仙石線陸前高砂駅からほど近い福室の住宅街の中にあります。
![「自家製こめやのうどん」外観](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/hasegawamakoto/article/00422126/internal_1679127756000.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
こちらの「自家製こめやのうどん」さんです!
うどんが好きな方の間で以前から話題になっている人気店だけに、ご存じの方も多いのではないでしょうか。
![店舗入り口にある張り紙](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/hasegawamakoto/article/00422126/internal_1679127894546.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
ちなみに、お店の前には「次回の営業日」が貼りだされています。
![店舗入り口の様子](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/hasegawamakoto/article/00422126/internal_1679127945438.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
入口付近に近づくと、さらに営業日に関する情報が書かれた掲示ボードもありました。
これから週3営業になりました!
なるほど。現在は「週3営業」となっているようです。お邪魔したタイミングでは、基本的に火・水・木の週3営業のようでしたが、念のため食べに行かれる際には、営業しているかどうかを確認してから訪問するのが確実かもしれません。
![店内の様子](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/hasegawamakoto/article/00422126/internal_1679129066294.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
入店してみると、カウンター席に小上がり席もある落ち着いた雰囲気。
![壁に貼られたサインや新聞の切り抜き](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/hasegawamakoto/article/00422126/internal_1679129125858.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
壁には数々のメディアで紹介された証、サインや新聞記事の切り抜きが貼られていました。人気のローカルTV番組から、ラジオ・新聞に至るまで。こちらのお店を「ご存じの方も多いのではないでしょうか」などと書きましたが、これは紛れもない仙台の人気店。失礼いたしました。
![カウンター席正面にある「書」](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/hasegawamakoto/article/00422126/internal_1679129449882.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
カウンターに着席すると、目の前には達筆な「うどんのつぶやき」が…。うどんさんからこうつぶやいてくれているんですから、また来ないわけにはいかないな、と思いながらメニュー表をチェックです。
![メニュー表1](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/hasegawamakoto/article/00422126/internal_1679129549619.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
メニュー表には男女別の人気メニューランキングがのっていました。
男女共に人気第一位は「カレーぶっかけ」、しかも「リピーターが増えています」「お店の賄い(まかない)飯から生まれたメニュー」とのこと。…はい、注文が確定いたしました。すごく食べたいです「カレーぶっかけ」。食べます「カレーぶっかけ」。
賄い飯から生まれた、という言葉にノックダウンです。だって、考えてもみてくださいよ! 賄い飯から、お店の正式メニューになるなんて完成度の高い美味しさでなければ無理。しかも「まかない」って、何だか「通が注文する裏メニュー」的な魅力がありますから(個人の感想です)。
![メニュー表2](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/hasegawamakoto/article/00422126/internal_1679130371196.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
私の注文は確定しましたが、皆々様のために引き続きメニュー表をご紹介。
![メニュー表3](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/hasegawamakoto/article/00422126/internal_1679130458289.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
カレーぶっかけ以外にも、オーソドックスなぶっかけうどんから、ピリ辛のぶっかけうどん
![メニュー表4](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/hasegawamakoto/article/00422126/internal_1679130523791.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
出汁がいっぱいのうどん、つゆにつけるうどんなど豊富な種類のうどんが楽しめるようです。きつねうどんの「1日7食限定」というのも気になりますねぇ。
![カレーぶっかけ(麺1.5玉盛り)](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/hasegawamakoto/article/00422126/internal_1679130595315.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
はい。ということで着丼しました! 私の「カレーぶっかけ」、麺は1.5玉盛り。ちなみに、店主さんより「今日は暖かい日だから冷が美味しいと思いますよ」と素敵なアドバイスをいただき、うどんの温度は「冷」でお願いしました。
他にも店主さんからは、着丼時にオススメの食べ方をレクチャーしていただきました。こだわりのうどんを一番美味しい状態で食べてほしいという、店主さんのうどんに対する情熱を感じながら、いざ実食!
![うどんのアップ画像](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/hasegawamakoto/article/00422126/internal_1679130726863.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
まずは、素のうどんだけをいただいてみます。
一本口に入れてみると、驚いたのはその食感! モチモチでフワフワの非常に柔らかい口当たりなのに、奥にはしっかりとコシがあるんです。一瞬、伊勢うどんに代表される「やわうどん」かと思うほどのフワっとした口当たりなのに、噛みしめると讃岐うどん顔負けのコシ。そして豊かに香ってくる小麦。これは美味しい!
外がモチフワ、中にコシ。まるでパスタで言うところの「アルデンテ」な食感です。
![まずは出汁をぶっかけて](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/hasegawamakoto/article/00422126/internal_1679131795428.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
次に店主さんオススメ「出汁をかけて全体の三分の一ほど」食べてみます。
うまみ成分アミノ酸たっぷりのカツオの風味が美味しいうどんに合わさるわけですから、美味しくないわけがないですよ。美味しいぶっかけうどんの完成です。天かすや薬味の食感も程よいアクセントになり、夢中ですすると危うく全体の三分の一を越えそうな勢いに…。危ない危ない。
![カレーの小鉢](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/hasegawamakoto/article/00422126/internal_1679131968268.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
次はこちらのカレーをぶっかけることで…
![カレーぶっかけが完成](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/hasegawamakoto/article/00422126/internal_1679132027740.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
最終形態「カレーぶっかけ」の完成です! 先ほどまでのカツオの香りが、一気にスパイシーなカレーの香り変わります。「和」から、いきなり海を越えて「印度」に変身です。
![カレーぶっかけのお汁拡大画像](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/hasegawamakoto/article/00422126/internal_1679132118207.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
美味しいうどん+カツオ風味豊かな出汁+サラサラ系のスパイシーなカレースープ。まさに美味しいもの達の三重奏「カレーぶっかけ」を夢中ですすります。
サラサラカレースープも出汁と合わせることを前提にしてくれているのか、程よく主張が控えめ。しかしスパイシーさと辛さはしっかりと感じさせてくれます。お蕎麦屋さんなどで食べるカレーうどんともまた違った味わい。まさにメニュー表にあったように「唯一無二」の「カレーぶっかけ」です。
唯一無二の独自性があるということは、ここ(ご当地)でしか食べられないということ。それってもはやこのカレーぶっかけは「仙台ご当地うどん」なのではないだろうか…。そんなことを考えながら食べていると、あっという間に
![ごちそうさまでした!](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/hasegawamakoto/article/00422126/internal_1679132603736.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
1.5玉の美味しいうどんが胃袋の中に消えてしまいました。満足&満腹のごちそうさまでした!
![カウンター卓上にあるお店のミニチラシ](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/hasegawamakoto/article/00422126/internal_1679132786147.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
ちなみに帰る際、店主さんに「何でこんなにうどんの外側がモチモチなんですか?」と聞いたところ「いい小麦にこだわっているから」とのこと。小麦にこだわり、食べ方にこだわる。その美味しさに納得の「自家製こめやのうどん」さんでした。
店主さん、撮影と掲載の許可をありがとうございました! カレーぶっかけのリピーターに私1名追加でお願いします。
皆さんも是非一度「自家製こめやのうどん」さんのうどんを味わってみて下さいね。
●自家製こめやのうどん●
〒983-0005 宮城県仙台市宮城野区福室3丁目29−68