今回お伺いしたのは前から気になっていたお店。京都市内にある喫茶店なんですが、金沢の名物カレーであるターバンカレーが食べられるということで、チェックしておったんです。で、今回やっと訪問することができました。思ってたとおりのほっこりした雰囲気＆想像を超えるおいしいカレーでしたので、早速ご紹介しますね。

こちらが「Kitchen Cafe エル」さん。場所は河原町丸太町交差点の南東すぐの辺り。最寄り駅は京阪の神宮丸太町駅、徒歩5分ほどのようです。タイトルにも入れましたように、京都御所からも近いし、鴨川はさらにご近所。京都へ観光に来られた際にもアクセスしやすい場所にあるんですよ。

で、こちらが店頭にありましたモーニングサービスのメニュー。喫茶店の定番モーニングが並んでおりますね。

こちらも表から見ることのできるメニュー。ドリンクとトースト／サンドイッチのラインナップですね。入り口右手の壁と同じく、こちらのメニューにもターバンカレーのマークを確認することができます。では店内へ行ってみましょう！

店内はこんな感じ。カウンター席とグループ客用のボックス席、そしてテーブル席が設置されております。窓が大きく明るいですね。正統派喫茶店の雰囲気をしっかりと感じられる造りです。

正統派喫茶店のヒトコマがこちらにも。この漫画本が喫茶店エエところの1つですよね。そして、本棚の横には常連さんのコーヒーチケットもぶら下がっております。これまたエエ感じ。

カウンターに座りますと、ご主人がランチのメニューを出してくださいました。時間は11時20分を少し過ぎたころ。ランチ、その他も気になりますが、今回はやはり初志貫徹でターバンカレーをオーダーせねばなりますまい。と、このときは気がついてなかったんですが、ランチ＆カレーは11時30分からだったんですね。少し早いタイミングにも関わらず、快くランチメニューを出してくださったご主人、この場を借りてありがとうございます！ とお礼をお伝えしたところで、再びターバンカレーをチェック。定番のターバンカレー、エビフライカレー以外はすべて700円か、チキンカツやロースカツが納豆、なすとおんなじなのね……どんな納豆となすなのかしら？？ などとあれこれと悩みます。

で、迷ったときには定番を選べ！ という格言どおり、今回は初訪問ということもありまして、スタンダードのターバンカレー550円をチョイスいたしました。しかしこのお値段でしっかりサラダ付き、そして玉子トッピング、さらに福神漬けもどっさりと出していただけますよ。

確かこんな風に先の割れたスプーンって、金沢カレーの定番、だったような……違ったかな？ なんか銀皿とこの先割れスプーンが定番スタイルって聞いたことがあるような……。気になる人は調べてみてくださいませ。とにかく！ おいしそうなカレーが目の前に出されてるんです。細かいことは置いといて、早速いただきましょう！

ひと口いただくと、コレコレこの感じ！ 金沢カレーのペットリとなめらかなルーの食感がお口に広がります。辛さはほどほど、味わいは濃厚なんですが、もたれるって感じじゃないんですよね。スパイス感なのかなんなのか、とにかくスルスル食べ進められる美味しさ。大盛りにしておけばよかった！ といつもの後悔をしながら、あっという間に完食しました。

帰り際ご主人に金沢のご出身ですか？ とお聞きしたところ、そうではなくて親しい人が……とお答えいただきました。ではお取り寄せして？ いえ、ここで作ってます、とのこと。てっきりお取り寄せされてるのかと思いきや、なんとお店で作られてたんですね！ そしてこの時点ではまだカレーが11時30分からって書かれてたこと知らなかったもんですから、「カレーは朝からですか？」とお聞きしたところ、「いや〜11時ごろですね、そのころにはできてると思いますわ」とお答えいただきました。でも基本は11時30分からのオーダーなので、フライングしないようにご注意くださいね。京都で本格金沢カレーを手軽に食べられるこちら、覚えておいてソンなしですよ！