【福岡市早良区】全種類飲みたくなる!フルーティーなアロマ香るコーヒー豆が並ぶ自家焙煎珈琲専門店
お世話になった方への、贈り物選びにやってきたのは、早良区小田部にあるカフェ珈木コーヒー。店の前まで来ると、コーヒーの香りが漂ってきます。
店内では、大きな焙煎機がぐるぐると稼働していました。つい、大きく鼻から息を吸い込みました。甘くて癒される香りにうっとり。
ずらりと並んだ20種類の豊富なコーヒー豆
どのコーヒーを飲もうか、また贈ろうかと思い、展示してあるコーヒー豆を見にいくと、あれも飲みたい、これも飲みたい、と目移りしまくり。なぜならば!
コーヒー豆の前にある、説明表示をを見てください。
TASTE LIKEのところに並んでいるのは、フルーツや、ナッツ、紅茶、ハーブの名前です。
これは、フレーバーコーヒーではなく、味や香りの例えだそう。
パナマ産のドナ・リンダは、(アールグレイ・レモングラス・サクランボ)
エチオピア産のゲイシャは(ストロベリー・ピーチ・マスカット)
同じくエチオピア産のイルガチェフェは(オレンジ・カシス・ダージリン)とあります。
さて、こちらはどうでしょう。
グァテマラ産のアルト・デ・メディナ・ナチュラルは(アップルマンゴー・洋梨・ビワ・カカオ)
コロンビア産のスィート&フラワーズは(カカオ・焦がしバター・赤ワイン)
ノンカフェインのコロンビア産デカフェ・スプレモは(ビターオレンジチョコ)と表現されています。
写真には入らなかったのですが、ブラジル産のキャラメラードは(キャラメル・ハチミツ・アーモンド)とありました。これも飲んでみたい。
「どれもそそられる。どれにしよう。ここは天の神様のいう通りに委ねるしかない・・・」と、心の中でわらべ歌を唱えて、本日私が選んだのは、コロンビア産のウィラ・スウィート・ベリー。
テイストの表現はカシス、ベリー、グラッシーとあります。その下には甘味、果実感、香り、苦味、コク、焙煎度の表示もありますので、具体的な味を想像できるかもしれません。
お好みを伝えれば、マスターの貞弘さんが選んでくださるそうです。
メニュー表はこちら
私がオーダーしたのは、ピーナッツ付きの選べるコーヒー(550円税込み)です。これにすると、上の写真にあるコーヒー豆の中から選んだ一杯を楽しめます。「どれにしようかな〜」と唱えることができるんです。
サイフォン式の香り高いコーヒー
豆を選んだら、マスターが光ハロゲン式のサイフォンで丁寧に淹れてくださいます。
運ばれてきました。芳醇な香りが湯気と一緒に立ち上がってきます。ここでまた大きく鼻呼吸をして、幸せを感じましょう。そして一口目でホッとしましょう。
「はぁ、美味しい。」
ベリーのような優しい酸味が口に広がります。苦味が少なく甘みがほんのりあるコーヒーです。とても飲みやすい。ピーナツとコーヒーは、絶対に合う法則で間違いないです。
おしゃれなギフトたち
この一杯を存分に楽しみましたが、ギフトにはマスターこの時期のお勧めの、グァテマラ産のアルト・デ・メディナ・ナチュラルと、パナマ産のドナ・リンダを選びました。ギフト用の箱(200円税込み)に入れてもらいました。3つに仕切られている箱(250円税込み)もありました。
この真ん中にあるのは、ベルギーチョコレートのカフェタッセ(355円税込)。ギフト用にとても人気なんだとか。このチョコレートもフレーバーが豊富で、全種類食べたくなります。ピンクのチョコレートは(アーモドプラリネ&ラズベリービター)、グリーンのチョコレートは(ピスタチオミルク)です。カラフルでおしゃれですね。
予算に合わせて作れるギフト
ドリップコーヒー(185円税込)も売られています。このドリップコーヒーとチョコレートの小さいギフトが大人気で、特にこの3月のお別れの季節は、売れ筋商品なんだとか。こんなセンスの良いギフトなら話題になりそうです。
珈琲と木が囲む空間
お店の名前の珈木コーヒーの「木」もマスターが好きなもの。
お店のイス以外は、ほぼ手作りだそうで、2015年11月のオープン前、時間をかけて作っていたら、のちのお客様になられるご近所さんから、「作業は途中にして、先に開店して」と急かされたそうです。
「ここは通学路なので、お子さん連れのお客様も多いんですよ。」と目を細めて話されるマスター。10円の小さいカップで売られているピーナツの自動販売機は、子供に人気だとか。
暖かいマスターが愛する、珈琲と木のこじんまりとした空間で、香り高いコーヒーを楽しみに、是非お出かけされてみてください。