そうだ、春だ!クローゼット整理をしよう!3つの見直しポイントを整理収納のプロが解説
春服を着るのが楽しみな時期になってきましたが、それに合わせて軽やかなクローゼットをつくりたいところ。
筆者は家族4人分の衣類を1つのクローゼットに収めていますが、今回は今まで以上にすっきりさせることに注力しました。たった1日で劇的に変わったクローゼット収納の見直しポイント3つを解説していきます。
1.適量の見直し
まずは、適量のチェックから。ワンシーズン袖を通していない服があるとすれば、持ちすぎている可能性が高いです。
・サイズが合わなくなった服
・傷んだり汚れた服
・好みに合わなくなった服
上記の3点を中心に厳しめにチェックしていきます。
今回は30着程度の洋服を手放すことに。捨てる服と買い取りしてもらいたい服に分けます。買い取り依頼分はリサイクルショップに持っていきました。
ただし、季節外の服や状態のよくない服、記名がある服は買い取り対象にならずに返却される可能性もあるのでご注意ください。
2.ハンガーの種類やサイズの見直し
すっきり感を出したければ、ハンガーを統一することは必須事項となります。統一することで、同じ物量でも整った印象をつくりやすく、キレイキープへのモチベーションアップにもつながります。
すでに統一している人は、使い勝手に問題がないか見直すタイミングです。厚みのあるハンガーは、薄いハンガーに比べて圧迫感を感じやすいので、薄いハンガーに買い替えるのもひとつの策ですよ。
無印良品の「アルミ洗濯用ハンガー」は薄くてスタイリッシュなのに5年以上使ってもかたちが崩れず丈夫なので、長く使えます。
3.収納方法の見直し
最後は収納方法の見直しです。同じ物量でも、収納方法によってはすっきり見せることもできます。
筆者宅では衣装ケースを使ってはいませんが、「吊り下げ収納」を組み合わせることで「掛ける」と「たたむ」の収納方法をバランスよくミックスした収納方法をとっています。
今回は、子どもたちの成長に合わせて上下2段に掛ける「ブランコハンガー」をやめることに。趣味道具のボックスを2箱空っぽにしたことで、今まで出しっぱなしにしていた季節外の服をしまうことができ、ハンガーの間隔を空けることに成功しました。
Before
秋冬のクローゼットは、オールシーズン分の服を掛けていたためハンガーの間隔が狭く、重ための印象でした。
After
整理し、季節外の服はボックスに収納したことでハンガー数が減り、余白が増えました。風通しもよくなったため、カビやニオイ対策にもなり、すっきり使いやすいクローゼットが完成しました。
春のクローゼットづくりで軽やかにスタートを切る
3つの見直しポイントを順番に実践していけば、統一感のあるすっきりクローゼットをつくることができます。春を意識したクローゼットづくりで、新年度軽やかなスタートを切りましょう。
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※記事内容は個人の感想や見解を含みます。
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