名古屋市天白区にあった名店「男そば連獅子」さん。2008年から約15年間営業し、"男そば"という二郎インスパイア系のラーメンが楽しめることで、マニアの間で人気を集めていたお店です。

そんな愛されていた名店が閉店し、代わりに新たなお店「燕参上」さんとして2023年にリスタートを切ったということで、話題となっています。

お店があるのは、名古屋市中区の伏見エリア。名古屋市営地下鉄・伏見駅から徒歩約7分の場所に位置しています。

まず驚くべきはお店の外観！一見ラーメン屋さんに見えない、シックで隠れ家のような見た目が特徴です。

テイストは違いますが、以前の男そば連獅子さんと、どこか共通している気がします。（遊び心という点で・・・！）

店主の大前さんのフランクな雰囲気は健在！お忙しい中でもお客さんとのコミュニケーションを楽しんでいらっしゃいました。

メニューは大きく、新潟燕三条ラーメンと俺流燕参上ラーメンの2種類。肉をほろほろになるまで煮込んだカレーもマニアが愛する一品として人気です。

実は「俺流燕参上ラーメン」はもともと、男そば連獅子さんで稀に提供していた限定の一杯。その隠れメニューが新たなお店「燕参上」さんでは、看板メニューになっているのです。

通常、煮干しが効いた濃口醤油のシンプルなスープに、うどんのような極太麺で提供される新潟の燕三条ラーメン。

燕参上さんの「俺流燕参上ラーメン」では、そのご当地ラーメンを独自にアレンジした一杯をいただけます。複数のスープを重ねて重厚感を出しつつ、ほのかな酸味でまとめている唯一無二の味わいです。

シャキシャキとした玉ねぎがスープにキレを生み、背脂がこってり感を演出してくれます。

男そば連獅子さんの時代から、ワシワシとした麺を使っていらっしゃいましたが、こちらでも健在！口の中で跳ね返るような弾力が感じられ、食べ応えも抜群です。

濃いスープがしっかりと麺に絡み、口に運ぶたび、"病みつきになる旨さ"を感じられます！濃い味付けのメンマや、とろけるチャーシューも良いアクセントです◎

そんな唯一無二の一杯ですが、最後は〆の雑炊がおすすめ。バラのりが敷き詰められたご飯の上に、背脂や玉ねぎが浮いているスープをぶっかけていただきます。

さまざまな旨味が重なるスープがご飯に染み込み、さらに美味しさを高める海苔の風味も素晴らしい。玉ねぎのフレッシュなキレもここで生きてきます！

いかがでしたでしょうか？名古屋の一等地で、新たにスタートを切っている新潟燕三条ラーメンの名店「燕参上」さん。ぜひここでしか味わえないオリジナルのご当地ラーメンをいただいてみてください。

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