【川崎市中原区】春のサクラと秋の紅葉と夏の花、季節がバグる秋の多摩川
ウォーキングにはちょうどよい気候の11月、と思いきや25度の日が続いて、少し歩けば汗ばむ陽気です。10月に二ヶ領用水でソメイヨシノが咲いているという記事を書きましたが、多摩川でも季節を勘違いしたサクラが咲いていました。冒頭の写真を見ると、グリーンの背景にサクラで春の景色に見えてしまいます。春のサクラとタンポポ、夏のキョウチクトウ、おしろい花、ひまわりが咲き、紅葉とオギも見られる多摩川の様子をご覧ください。
春の景色
タンポポもそこかしこに咲いていました。
本当の春にサクラが並ぶ等々力緑地に近い桜並木のところでは、武蔵小杉側に並ぶソメイヨシノが咲いていました。
3月より、いくぶん花が小さいような気もしますが、この陽気で咲いている花も増えました。
二ヶ領用水と同じく、猛暑で葉が枯れて落ちてしまった木に花が咲いています。武蔵小杉側に並ぶソメイヨシノは本来なら花が咲き終わってから葉が出てくるのに、桜の木も季節がよくわからないのか、若葉も花といっしょに出てきています。大島桜など他の品種のサクラは、猛暑に耐えたのか葉が落ちてなく、咲いている花は見つかりませんでした。
多摩川のサクラは等々力緑地に近い桜並木以外に、平間付近でも咲いていました。
夏の景色
夾竹桃(キョウチクトウ)が咲いていました。夏が終わって花がなくなったと記憶してますが、ここのところまた花が咲いてきました。
多摩川から等々力緑地へ向かう道では、おしろい花もたくさん咲いていて、これも夏の花だと思って歩いていたら、ひまわりも咲いていました。まさに夏!
秋の景色
サクラやひまわりが咲く一方で、本来の秋の紅葉も見つかります。紅く色づいた桜の木もあります。イチョウは元々が晩秋に黄色く色づくので、まだ緑色の時期です。
オギも風に揺れていて、ここだけ見ると秋の景色です、25度で暑いけど。ススキとオギは区別がつきにくいですが、河原に横並びで生えているのでオギではないかと思われます。
多摩川を武蔵小杉方面から等々力緑地方面へ歩いていると、道いっぱいに広がるほどの大きな木が黄色く色づいているところがあります。
近づくと、葉が黄色く色づいていました。
葉がすべて落ちてしまった枯れ木や、枯れた茶色の葉が少しだけという、冬の景色のような木ももちろんありました。これらは夏の終わりから見かけます。秋に山ほど生えてくる黄色のセイタカアワダチソウはたくさん見かけます。ブタクサに似ている黄色の花をつける草花です。今年はヒガンバナは例年ほど見かけませんでした。ヒガンバナが咲くのは9月頃で、35度の日もあった頃で、猛暑の影響もあったのかもしれませんね。
多摩川(中原区)の桜並木の場所
地図を見る
JR南武線・東急東横線 武蔵小杉駅から
バス市営等々力グランド前下車徒歩7分
ウォーキングするなら
丸子橋から21分1.5km 2143歩