収納棚の扉がスムーズに閉まらない!ドライバー1本で修理する方法を解説
こんにちは、DIYアドバイザーの”せい”です。今回は、家具の困りごとのひとつ扉のズレを解消する方法を解説します。部品の交換やプロにお願いする前に今から話す方法をチェックしてみてください。
扉の部品はスライド蝶番ですか
スムーズに閉まらない扉の部品がこのようなスライド蝶番ならドライバー1本で調整可能です。
スライド蝶番は重い扉を保持できる優秀な部品ですが、経年や使用頻度によって歪みやズレが生じることも。扉がスムーズに閉まらない時はスライド蝶番を調整することで解決することがほとんどです。
スライド蝶番の調整方法
ズレの状態で調整方法は変わります。そのタイプに当てはまるかチェックしてください。
①扉が上下にずれている場合
上下調整ネジを時計回りに回すと扉が下がり、反時計回りで扉が上がります。
②扉が前後にずれている場合
前後調整ネジを時計回りに回すと扉が奥に、反対に回すと手前に出ます。
③真ん中に隙間があく、扉同士が当たる場合
かぶせ調整ネジを時計回りに回すと、扉は先端側に、反対に回すと吊元側に動きます。
調整ネジを回す時の注意点
調整ネジは回しすぎると外れてしまいます。一旦外れてしまうと、元の正しい位置にはめ込むことは難しく、正しく可動しなくなる恐れが。ネジの回しすぎには注意が必要です。
また、この方法でも解決しない場合は、蝶番の交換もしくは建具そのものの修理が必要になります。
修正方法を知っていたら安心
扉のズレは意外にもドライバー1本で手軽に修正することができます。扉のゆがみやズレはよく起きること。修理のプロにお願いせずとも自分でできたら今後も安心ですよね。