梅雨入り前のお花のお手入れ!プロが実践していることをガーデニング初心者にわかりやすく解説!
梅雨はお花が傷んだり、天然芝も傷みやすいですし、ガーデニングには最悪の季節ですね。しかし、適切に対処してやれば、梅雨明けにはモリモリのお花に綺麗に芝生の庭が待っています。
プロや上級者はどのようなお手入れをしているのか、わかりやすく紹介しますね。
切り戻し、薬剤の効果的な使い方など私が実践していることが参考になればと思います。
梅雨対策の定番切り戻し
梅雨時期はお花が雨に濡れて傷みます。それならば思い切って切り戻しという作業をするのも一つの方法です。
切り戻しとは、満開を過ぎたくらいに咲いているお花を思い切って半分以下に切り戻す作業です。雨にあまり強くないペチュニアなどのお花が切り戻しの対象ですが、ぶっちゃけどこで切ってもOK、鉢の縁に沿って切り、中央部も散発したかのようにバッサリ切りましょう。
切り戻ししたペチュニアやカリブラコアはこの状態だと風通しが良くて、蒸れにくく、梅雨の病気も出にくいです。30日くらいで次の満開を迎えますので、タイミングを計って切り戻してみてくださいね。
梅雨に出やすいお花の病気対策
梅雨時期はうどん粉病などお花の病気が出やすい季節で、対策するなら殺菌剤の散布です。お手軽なのは虫・病気に効くスプレーの散布の継続ですが、とても高価であっという間になくなります。
私が実践しているのは、希釈タイプの殺菌剤を噴霧器で与えること。与え方はとても簡単で1本1000円程の殺菌剤を、ついでに殺虫剤も混合して噴霧器で毎週与える。
コレは薔薇に使われている方法ですが普通のお花にもとても効果的です。
1000倍とかに希釈するので、とても安くつきますよ。
お花が病気になったら殺菌剤の散布がとても効果的と思います。特に大雨の土跳ねで病気になりやすい、地植えのお花におすすめです。
雨が続きすぎるなら軒下
梅雨に入って雨が毎日続く、土が乾かない状態が続くのなら、そのお花を一旦軒下へ避難させるのもおすすめ。
土が乾かない状態が続くと根腐れも起きやすいです、よく観察してみて下さいね。
時間差の切り戻しのススメ
梅雨と言えばお花を切り戻してという事がよく言われていますが、全部一気に切り戻したらお花がない庭になります。
切り戻しから次の満開までは今の季節なら30日程度が目安。お花の状態を見ながら1週間、2週間おきに切り戻すとお花も楽しみつつ、切り戻しからの復活を待つことができます。
私の場合は、時間差、隔週くらいで切り戻してお花が絶えない庭を楽しんでいます。
早く切り戻しし過ぎるのも問題
お花を切り戻すと優秀なお花は30日もあれば次の満開を迎えますが、梅雨はその時期も続いていることもあります。
天気予報やお花の状態をよく観察して、梅雨明けのタイミングで満開が最高ですが、なかなか難しいですね。
地植えのお花の対策
梅雨に入るとかなり強い雨が連日続いたりして、花壇に植えたお花は土が跳ねてお花の葉っぱにかかります。ここから病気が出ることもとても多いです。
夏のお花である、ニチニチソウ、ジニア、なんかは土跳ねによる立ち枯れ病もよくあります。対策するならとても安く手に入るバーク堆肥を敷き詰めるととても効果的です。
まとめ
お花なの梅雨対策について紹介してきましたが、PWなどブランドの強いお花はさほど気にならないくらい強くて問題ないかもしれません。
それでも、季節的には対策しておくととてもいい状態で梅雨明けを迎えられます。
殺菌剤の散布や、切り戻しもとても有効ですが、あまりに雨が激しい、続くときは軒下で避難がお花には一番かもしれません。
地植えの場合は、とにかく観察すると、対策が見えてくるかもしれません。
尚、この記事作成にあたっては、PWスーパーアンバサダーという立場でスーパーベル、スーパーチュニアのの苗をPWさん協力により、花苗を無償提供いただき育てたものです。本記事制作にあたって
はガイドラインに基づき公平中立に制作しています。