【京都市左京区】“昼飲み”OK!世界のおそうざいを肴に、自然派ワイン・純米酒を楽しめる
京阪・出町柳駅の近くにある「つなぐ食堂」をご紹介します。
ご夫婦で経営されている、“自然派ワイン・純米酒、世界のおそうざい”のお店です。
料理やお酒の美味しさだけでなく、仲の良い友だち同士やカップルが時間を忘れて楽しく過ごせる、居心地の良さもおすすめのポイント。
お店の外観
京阪・出町柳駅から東へ80メートルほど歩くと、教会のところで道路が左右に分かれています。
この三叉路を右に60メートルほど進めば、お店に到着。大きく開放的な窓が目をひく外観です。
入口に掲げられた看板や外灯もかわいくセンスの良さを感じます。お店に入る前から期待が高まりますね。
店内のようす
やわらかな電灯に照らされた店内には、砂壁の雰囲気もあって、心が安らぐ空気が流れているようです。
カウンターまわりの調度品もレトロな雰囲気で落ち着きがあります
ランチタイムには、4人掛けのテーブル席が空いていればうれしい。大きな窓から自然光がさし込み、お店の中で特に明るい座席です。
おすすめのメニュー
ランチタイムには、「スパイスカレー」「あぶりチャーシュー丼」「世界のおそうざい盛り合わせ」が提供されています。
どのメニューもかたよりなく注文されるそうですが、“昼飲み“にぴったり合うのが、「世界のおそうざい盛り合わせ」とのこと。わたしも注文してみました。
世界のおそうざい盛り合わせ
自家製のシャルキュトリー(食肉加工品)と季節ごとに変わる野菜のおそうざいやお漬物が盛り付けられた、色鮮やかなプレートです。
10種類以上のさまざまなおそうざいを味わいながら、ワインを楽しむお客さんも多いそう。
ワインを注文すると、テーブルにボトルを並べ、わかりやすい言葉でそれぞれのワインについて説明してもらえました。
プレートの奥で存在感を放っているのが、自家製のパテドカンパーニュ、チャーシュー、リヨンソーセージ。
豚肉のミンチと鶏のレバーでつくられている、パテドカンパーニュ。フランスの伝統的な家庭料理だそうです。
鶏肉もレバーも苦手なわたしでも食べやすくてびっくり。ニンニクやスパイスが練り込まれており、レバーの独特の臭みがありません。ワインにもよく合う一品です。
ランチには、パンか玄米おむすびが付きます。わたしは玄米おむすびを選択。
白米に比べてパサパサとした食感ですが、しっかりと味わって食べると甘みが出て来ますよ。食べることの幸せを感じるおむすびです。
高野竹工のお箸
ところで、こちらの写真をご覧になってなにかお気づきになることはありませんか?
そうです。お箸の先端がものすごく細いですよね。実はお店で使われているのは、高野竹工という長岡京市にある工房でつくられている「極細箸」。ものすごく美しく、繊細なお箸です。
料理を取る時もいつも以上に丁寧になり、一口一口を大切に味わいながら食べている、そんな気持ちになります。
お客さんからの問い合わせも多いそうで、極細箸はお店で販売されています。(1膳・1,140円・税込)
お酒の肴に合いそうな気になるメニューが、たくさん
ご紹介した「世界のおそうざい盛り合わせ」はお酒の肴にぴったりですが、実はほかにも気になるメニューが盛りだくさん。
例えば、「いちごブリー(白カビ)ゴルゴンゾーラクルミ」は見た目もかわいく、ワインが進みました。
次回は「毛沢東スペアリブ」を注文しようと今から楽しみにしています。
美味しい料理とお酒を居心地の良い空間で楽しめるお店です。ぜひ大切な人や気の合う仲間といっしょに訪れてみてください。