子どものやる気がないと悩むママ必見！学校の先生がやっている効果的なアドバイス4選

教育／子育て／学校

2/11(日) 21:01

　子どものやる気がないと悩むママは多いと思います。子どもが勉強に興味を持たなかったり、やる気が出なかったりすると、親としてはどうしたらいいのかわからなくなりますよね。でも、心配しないでください。学校の先生もやっている効果的なアドバイスをお伝えします。子どものやる気を引き出すには、親の姿勢や言葉がけがとても重要です。ここでは、子どものやる気を高めるために親ができる4つのことを紹介します。

1. 子どもの成功体験をサポートする

　子どもが自分の能力に自信を持つと、やる気が高まります。そのためには、子どもが成功することができるように、目標を具体的に設定し、達成したらほめてあげることが大切です。成功体験を積み重ねることで、子どもは「やればできる」という気持ちになり、学習意欲につながります。

　例えば、子どもが算数が苦手だとしたら、まずは簡単な問題から始めて、できたら「すごいね！」「よくできたね！」とほめてあげましょう。次に、少し難易度を上げて、またできたらほめてあげましょう。このように、少しずつレベルを上げていくことで、子どもは自分の力を実感し、やる気を感じるようになります。目標は、子どもが達成できる範囲に設定することがポイントです。あまりに難しすぎると、子どもは挫折感を味わってしまいます。

2. 子どもが自分で選ぶことを尊重する

　子どもにやる気を出させるには、親が決めるのではなく、子どもが自分で選ぶことを尊重することが大切です。自分で選択することで、子どもは自分の意思を持ち、やる気をアップさせます。何をいつ、どこで、どの順番でやるかなど、子どもにできるだけ自由に選ばせてあげましょう。

　例えば、子どもが勉強する時間や場所を自分で決めさせてあげましょう。子どもが「今日は夕飯の後に勉強する」と言ったら、「わかった。それでいいよ」と応えてあげましょう。子どもが「今日はリビングで勉強する」と言ったら、「いいね。リビングで勉強するのが好きなんだね」と言ってあげましょう。子どもが自分で決めたことは、親が尊重してあげることで、子どもは責任感や自信を持つようになります。

3. 子どもを叱らずにほめる

　子どもがやる気をなくす一番の原因は、親の厳しい言葉や態度です。子どもがやらないことやできないことを叱ると、子どもは威圧感や怖さを感じてしまい、やる気を失ってしまいます。逆に、子どもがやったことやできたことをほめると、子どもはやる気を感じて、さらにがんばろうと思います。子どもの努力や成長を見逃さずに、ポジティブな言葉でほめてあげましょう。

　例えば、子どもが宿題をやったら、「宿題をやったんだね。えらいね！」とほめてあげましょう。子どもがテストで良い点を取ったら、「テストで良い点を取ったんだね。すごいね！どうやって勉強したの？」とほめてあげましょう。子どもがほめられると、自分のやったことが認められたと感じて、自己肯定感が高まります。また、ほめるときには、具体的に何が良かったのかを伝えることが効果的です。例えば、「宿題をやったんだね。えらいね！」ではなく、「宿題をやったんだね。時間をしっかり管理して、計画的にやったんだね。えらいね！」と言ってあげましょう。

4. 子どもの興味や好奇心を育てる

　子どもが好きなことや興味のあることを学ぶときに感じる楽しさや好奇心は、やる気の重要な源です。子どもの興味や好奇心を育てるには、子どもの好きなことを深掘りさせて、「知りたい」という気持ちを刺激し、親子で一緒に楽しむことです。子どもの疑問には真剣に向き合い、一緒に調べたり、考えたりしましょう。主体的に取り組む姿勢が、学ぶ意欲を引き出します。

　例えば、子どもが動物が好きだとしたら、動物に関する本や動画を一緒に見たり、動物園に連れて行ったりしましょう。子どもが「なぜゾウの鼻は長いの？」と聞いたら、「いい質問だね。ゾウの鼻にはどんな役割があるのかな？一緒に調べてみよう」と言ってあげましょう。子どもが「カメはなぜ長生きするの？」と聞いたら、「確かに不思議だね。カメの体にはどんな秘密が隠されているのかな？一緒に考えてみよう」と言ってあげましょう。子どもの興味や好奇心を育てることで、子どもは学ぶことの楽しさを感じるようになります。