洗濯物は、いつ回すのが最適なのでしょうか。そんな疑問も抱く暮らし研究家が、「朝・昼・夜」にそれぞれ回してみて分かったメリットとデメリットをまとめてみました。

朝洗濯の場合

最も多数派であろう朝洗濯。現在は、共働き世帯も増え、干し作業も乾燥機で済ませるご家庭が多くなったことから、必ずしも最適にはならないということが分かりました。ただし、外干し派の人にとってはベストなタイミングだと言えるでしょう。

◎メリット

・外干しするなら早く乾きやすい。
・気持ちの切り替えがしやすい。

△デメリット

・短時間でこなさなければならず、朝早い人はバタバタしがち。
・前日の衣類が翌日まで残るので、臭いやカビの原因になることもある。

昼洗濯の場合

昼間に洗濯をする人の割合は一番少ないかもしれません。しかし、家事は朝と夜に集中しがちなので、「家事を分散させる」という意味ではじつは理にかなっているんです。

ただし、日中に家にいることが条件となります。お仕事がお休みの日かつお出かけの予定もなければ意外とアリかもしれません。

◎メリット

・家事を分散することで、時間にゆとりを持てやすい。

△デメリット

・外干しの場合、乾かす時間が足りない場合もある。

・前日の衣類が翌日まで残るので臭いやカビの原因になることもある。

夜洗濯の場合

子どもが小さい頃に朝洗濯から子どもが就寝後の夜洗濯にシフトしてみたところ、子どもに中断させられることがなくなったため、約半分の時間で済んだこともありました。

デメリットは条件によって異なりますので、そこさえクリアできればスムーズに家事を回しやすいです。

◎メリット
・朝洗濯に比べ余裕をもって取り組める。
・自分のペースを保ちやすい。
・汚れた衣類を当日に洗濯できるので衛生的。
・乾燥機持ちの場合、夜に乾燥まで設定しておけば朝には乾いている。

△デメリット

・洗濯音がご近所迷惑になることもある。
・外干しするのはリスクがある。
・洗濯と乾燥が別の場合、寝落ちしてしまうこともある。

【結論】ライフスタイルによって「最適」は異なる

結論、正解or不正解はなく、建物の構造、乾燥機の有無、子どもの年齢、お仕事の条件などによって、洗濯に関する最適な時間は異なります。

毎日の家事は習慣になっているため、なかなか違和感に気づきにくいですが、ときには「本当に最適なのか」を定期的に見直してみることもだいじです。

※記事の内容は記事執筆当時の情報であり、現在と異なる場合があります。

※記事内容は個人の感想や見解を含みます。

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