温故知新!新しくて古い沖映通りを散歩しよう【那覇市】
私の趣味のひとつが散歩です。免許も持っていないので歩くしかないってこともありますが、頭の中を整理するのにピッタリなんです。
国際通りはもはや沖縄県民は行かないなんて言われて久しいですが、国際通り周辺は旅行者だけでなく、沖縄県民にも魅力的なところが多いです。
今日はそんな道のひとつ、沖映通りを散歩してみました。
沖映通りとは
沖映通りとは国際通りのむつみ橋交差点から58号線に繋がる道路のことです。
沖映通りの名前は、かつて「沖映本館」という映画館があったことからが由来になっています。
いつも渋滞する国際通りを避ける車やホテルやグルメのお店を訪れる方で賑わう道路です。
沖映通りのシンボルはジュンク堂書店です。
このビルが今でもダイナハと呼ばれているのは、かつてここにスーパーの「ダイエー那覇店」があったからなんです。信号で見づらいかもしれませんが看板に「D-naha」と書いてあります。
沖映通りはグルメスポットがたくさん!
沖映通りにはホテルやグルメスポットがたくさんあります。
以前紹介した「IZUMIYA」も
「カフェストレータ」のある「ホテルストレータ」も沖映通りにあります。
最近は「マホロバ」が移転してきたので
向かいの「暖暮」と両サイドで行列が出来ています。
沖映通りで見つかる琉球の歴史
琉球王朝時代の那覇は地続きではなく、浮島だったのです。那覇から首里への交通が不便だったので堤防と橋で道を作りました。
この道が「長虹堤(ちょうこうてい)」で崇元寺橋から久茂地へ続いていました。
後に埋め立てられて地続きとなりまたが、今でも美栄橋駅周辺が島だった名残がこちらです。
この石碑の後ろの道が長虹堤跡と書いてありました。
私はここを何度も通っていたのにテレビで紹介されるまで気がつきませんでした。
もうひとつ、こちらは沖映通りにある駐車場です。入口と出口が反対なのがお判りいただけるでしょうか?
これは沖縄が右側通行だったときの名残で、右折で進入しやすいように設置されているのだそうです。戦後、日本各地と同じように左側通行になってもそのままなので、構造上変更が出来なかったものと考えられます。
ってこれもネットで知りました。
私は新しいと古いが自然な形でチャンプルーしているのが沖縄の魅力のひとつだと思っています。
沖映通りは歩道も広くて歩きやすいです。是非あなたのお気に入りのスポットを探してくださいね。
沖映通りの基本情報
住所:那覇市牧志と久茂地にまたがっています。