【富士宮市】ジャズと振り子時計の音が奏でる、ゆったりとしたひとときを『のっ野』で!
富士宮市立図書館と浅間大社西門の間の坂道を北へ約400m進み、右折した閑静な住宅街にあるカフェ『のっ野』さん。
アウトドアが好きなオーナーが『野外』の野をつけて名付けたカフェで、小さな『っ』は発音せずに『のや』と読むそうです。
草木の愛好家による『オープンガーデン』の会長でもあるオーナー。時期にはカフェの周りにはつる薔薇が咲き、とても綺麗です。
今の時期、草木はまだ休眠中でしたが、静かな店内に流れるジャズと振り子時計の音が、ゆったりとした時間を刻み、ところどころにレトロコレクションがセンス良く並べられていて、目を楽しませてくれます。
自家製手作無添加のベーコンやソーセージ、自家製パンが自慢という事なので、BLTサンドイッチ(¥1000)と珈琲(¥600)、フレッシュアップルティ(¥750)を注文しました。
BLTサンドイッチはもちもちの自家製イギリス食パンに脂分が抑えられた味に深みのあるベーコン、トマトとレタスの風味がそれぞれに生きるフルーティなソースで味付けされています。パンの厚みもちょうど良く、一口サイズにカットしてあるので崩れないで美味しく食べられます。
珈琲はお湯に浸し続けて抽出する浸漬法のフレンチプレスで提供されました。
フレンチプレスで淹れた珈琲は初めてで、勢い良く注いでしまいましたが、豆の粉が出てしまうので優しく注ぐのがコツなようです。
ブラジルとガァテマラの新鮮な豆の油分が抽出されて口当たりが良いです。また3杯ほど飲め、味の変化が楽しめます。普段飲んでいる珈琲とはまた違ったフレンチプレスならではの味でした。
フレッシュアップルティもポットで提供してもらえます。ポット下にコンロがあり、熱すぎず、冷めずに適温で最後まで美味しく頂けます。
渋さがなくリンゴの旨みが抽出された紅茶は、琥珀色でほのかに香るリンゴの香りにほっと心が和みます。
珈琲、フレッシュアップルティともにフレンチプレスやポットで提供してくれるので、食事が済んだ後も、そのままのんびりティータイムに突入して、リラックスの時間を満喫しました。
今年も『オープンガーデン』を開催するそうなので、テラス席で素敵なガーデンに囲まれて、過ごすひとときも贅沢です。
また『のっ野』では毎日日替わりで焼き立てパンを販売しています。
いつも午前中で完売してしまうほどの人気振り。今日は塩パン(¥200)の日でまだ4つ残っていたので、購入し、次の日の朝に軽くトーストして食べました。
少し甘めの生地にほどよいしょっぱさの塩が利いていて、大きさもあるので1つで、味も小腹も満足できる塩パン。
美味しい焼き立てパンで、朝からカフェ気分を味わえました!
カフェ のっ野
住所:富士宮市豊町12-3
TEL:0544-68-2351
営業時間:10:30-18:00
定休日:毎火曜日、第2.3水曜日
オープンガーデン富士宮