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【富士川町】 十谷地区から小室地区まで。爽やかな秋空の下、渓谷と林道の紅葉の様子を見てきました

おがわひでいち地域情報発信ライター/写真家(南アルプス市など)

秋色の空の日曜日。今回は富士川町の紅葉をチェックしにドライブに出かけました。

国道52号の十谷入口交差点を右折して十谷地区を目指します。

フェンス手前を下っていきます
フェンス手前を下っていきます

先ずは大柳川渓谷の紅葉の確認です。ここから渓谷駐車場まではかなりの急坂なので要注意です。某キャンブ漫画・アニメで取り上げれていましたが、二輪車での行き来は結構危ないので気をつけてください(過去記事

大柳川渓谷遊歩道。最上部まで結構な高低差がありますが、ゆっくり歩けばさほど体力無くても歩ききれる程度です。今回は紅葉の様子見なので、二つ目の竜神橋までで戻ります。

先ずは水辺から一つ目の吊り橋、竜門橋を見上げます。紅葉は始まっていますが、色付きはまだまだの様子。

竜門橋の上から。

二つ目の吊り橋、竜神橋はまた面白い形の吊り橋です。途中に踊り場?があります。結構揺れますが安心感はあります。

竜神橋の踊り場から渓谷を見下ろす。

駐車場に戻って車で十谷集落内を通り抜けて標高を上げます。十谷集落と麓の高低差がよく分かる構図。

十谷地内で車で行ける最奥部。この先、県営林道五開茂倉線は早川町方面に抜けられる道でしたが、こちらも櫛形山の林道丸山線と同じく長らく通行止めが続いていて開通の目処のない道です。

竜門橋の辺りより少し色付いてはいますが、やはり見頃はもう少し先のようです。

天空の里と言う言葉が似合う
天空の里と言う言葉が似合う

今度は、清水地区へ向かうので十谷地区の下から山道を更に上って行きます。

清水地区。ここは住民は居ないものの管理はしっかりされている様子の集落です。先ほどの十谷地区と清水地区の神社にも立ち寄りましたが、それはまた別の記事でご紹介します。ここから林道立石清水線を走って、途中林道箱平線を経由して八雲池公園過去記事)へ向かいます。この辺の紅葉もまだまだって感じ。

林道周辺は杉檜の植林なので紅葉は確認できません。そして、写真の分岐を左に進むと作業林道立石山線で、八雲池が起点の林道足馴峠線と合流します。正直、作業林道立石山線は興味本位で通ってはいけない道です。入って最初は林業作業の現場で開けていますが、途中から道幅は狭まり路面は酷く荒れています。筆者も、林道足馴峠線の分岐まであと少しのところで危険を感じて引き返しました。無茶はしないようご注意ください。

途中から林道箱平線に分岐し最後は八雲池公園に到着です。

ちなみに右側の道が林道足馴峠線になります。

八雲池公園の紅葉は一部良い色に染まってきていますが、見頃はやはりもう少し先のようですね。大柳川渓谷も意外に人出は少ない穴場的な場所ですが、八雲池公園はアクセスの悪さから更に穴場な場所です。

今回は、富士川町でも標高の高い場所を辿って紅葉の様子を見てきましたが、総じて紅葉は遅れ気味のような気がします。また、色付きもやや燻んでいる様にも見えました。実際、見頃になる時にはどんな感じかは分かりませんが、次の週末あたり林道ドライブや渓谷歩きで爽やかな秋の空気を感じられてはいかがでしょうか?

【大柳川渓谷】
場所:山梨県南巨摩郡富士川町十谷

【八雲池公園】

場所:山梨県南巨摩郡富士川町小室メハジキ2044-1

問合せ:富士川町役場産業振興課 TEL 0556-22-7202

【交通情報・問い合わせ】

 山梨県道路規制情報

 山梨県 県営林道通行規制情報

※林道は狭くすれ違いが困難な場所が多く、舗装路だけでなく荒れた未舗装路もありますので、通行には十分にお気をつけください

地域情報発信ライター/写真家(南アルプス市など)

本業の傍ら写真家としても活動しています。南アルプス市を中心に、北杜市、韮崎市、西八代郡(市川三郷町)、南巨摩郡(富士川町、早川町、身延町、南部町)を担当しています。地元の皆さんが「出かけたい」「誇りに思う」と言えるような、また他の地域の人からも注目してもらえる記事をお届けできるように頑張ります。

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