｜アディゼロボストン11がアップデート

　昨年、アディダス「アディゼロボストン10」が従来の薄めのソールから一気に厚底シューズ大幅リニューアルしました。そしてクッション性のみならず、グラスファイバー素材を用いた5本骨状バー「エナジーロッド」を内蔵させて、反発性を備えたシューズに大変身。そしてこの夏、更に進化し再登場した「アディゼロボストン11」のアップデートポイントを紹介。

｜ミッドソールは高反発素材を！

　「アディゼロボストン11」は、10と同様。「エナジーロッド」にプラスし高反発素材の「ライトストライクプロ」を、そしてクッション性の高い「ライトストライクEVA」を組み合わせています。しかしその厚さは、若干変更しています。

｜軽量化へ

　「アディゼロボストン11」は、様々なパーツを入れ替え、10代目が280g（27cm）に比べ、10g軽い270g（27cm）へ、特に履き口は全体をクッション性に覆われる作りから、「11」は全体を薄くしつつ、踝周辺にパット入れて、サポート力を維持しつつ、少しでも軽くする構造になっています。

｜勝負シューズにも

　「アディゼロボストン11」は、270gと若干重めだが、クッション性が高く、ミッドソールとエナジーロッドの組み合わせで、大会でのスピード力を維持してくれます。サブ3.5~4を目標とするのであれば充分勝負シューズに適しています。勿論、耐久性に優れているのでスピードを維持し続ける練習にも最適です。価格は17600円。