【個人面談】「うちの子はこんなに勉強ができなかったの？」学力を高める３つの方法を小学校の教師が解説

教育／子育て／学校

7/25(木) 20:01

個人面談で「お子さんは勉強ができない」と言われ、イライラしているママの気持ちはよくわかります。でも、勉強ができないと言われた子どもには理由があるのです。今回は学習意欲の低い子供の共通点と対処法を解説します。

学習意欲の低い子どもには、自信がない、集中力が続かない、目標が見つからないなどの特徴があります。こういった子どもは、勉強に対して苦手意識を持っていることが多いのです。それでは、こういった子供へはどうしたらいいのでしょうか？効果的な方法を３つ紹介します。

1．小さな成功体験を積み重ねる

子どもの自信を育むには、小さな成功体験を積み重ねることが大切です。難しい問題に挑戦させるのではなく、まずは簡単な問題から始めましょう。一問でも正解できたら、大いに褒めてあげてください。

「よく頑張ったね！この調子でもっと解けるようになるよ」

「やっと一問解けたの？もっと頑張らないと」

子どもの好きなことや得意なことを勉強に結びつけると、学習意欲が高まります。例えば、算数が苦手な子には、料理を通じて分数を教えるなど、実生活と結びつけた学習方法を取り入れましょう。

「カルピスを薄める時には、比を使うと同じ味をつくれるんだよ。一緒に作ってみない？」

「ゲームばかりしないで、さっさと勉強しなさい」

長期的な目標だけでなく、短期的な目標も子どもと一緒に立てましょう。例えば、「今日は漢字を5つ覚える」など、具体的で達成可能な目標を設定します。目標を達成したら、必ず褒めてあげてください。

「今日は5個漢字を覚えることができたね。次はいつまでに何個覚えるようにする？」

「この程度の目標じゃ全然足りないわよ」

学習意欲を高めるには、子どもの自信を育み、興味を引き出し、適切な目標設定を行うことが重要です。一朝一夕には結果が出ないかもしれませんが、根気強く続けることで、必ず子どもの学習意欲は向上します。ぜひ、これらの方法を試してみてください。

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